朝日新聞記事現場から2026年4月23日 12時00分有料記事中嶋周平左から「横浜市寿町健康福祉交流センター診療所」医師の金子惇さん、弓野綾さん、安藤高志さん=2026年3月4日午後2時3分、横浜市中区、中嶋周平撮影 横浜市中区・寿地区の医療を支える「横浜市寿町健康福祉交流センター診療所」(旧「寿町勤労者福祉協会診療所」)は1979年に開所した。初代所長を務めた故・佐伯輝子医師は、30年以上にわたって献身的に診療し「女赤ひげ」として親しまれた。2011年からは緒形芳久医師が2代目所長として内科の診療の大半を一人でこなしたが、22年に退職。3代目所長を迎えたが、これまでと同じように働ける後継者はなかなか見つからなかった。 その頃、働き始めた同診療所の医師で横浜市立大准教授の金子惇さん(42)は「1人の医師に頼らず持続できる体制を整えなければ」と感じていた。内科を複数の医師のシフト制にしたり、2人の医師が同時に診察する「2診制」にしたりと、他の医師やスタッフに働きかけて一つずつ変えていった。 しかし、長時間の会議も続き、新しく来た医師からは「診察だけすればいいと聞いていた。話が違う」。1年ほどで複数の医師が退職し、所長も不在となり「存続の危機」に陥った。お好み焼き屋で「所長になってくれませんか」 しばらくは金子さんが、大学と診療所の共同研究の一環として週4回診療にあたったが、大学での業務もある。このままでは「長くは続けられない」と感じていた。 そんなとき、頭に浮かんだの…この記事を書いた人中嶋周平神戸総局専門・関心分野格差、貧困関連トピック・ジャンル関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ4月23日 (木)認知症の行方不明者 年々増加柚木麻子さんが出版権を移動首都高の清掃めぐり官製談合4月22日 (水)殺傷能力ある武器の輸出解禁陸自の砲弾が暴発、3人死亡黄砂が飛来、健康面にも注意4月21日 (火)震度5強 東北などで津波観測燃油サーチャージ増額 前倒し冷凍食品消費 1人年約25キロ4月20日 (月)高齢者運転、目立つ操作ミス仙台市中心部にクマ出没ロボット、人間の記録を更新トップニューストップページへ「水増し」と「錯覚」の日経平均6万円 暮らしの豊かさは置き去りか11:31政府がアジア系ファンドに中止勧告 牧野フライス製作所の買収で11:25DV避難先に加害者「3年潜伏」 2児殺害事件、母と父に何が12:00「重たい雪です」沈没事故から4年、乗客家族へ知床からのLINE10:10京都の男児遺体、捜査でわかったことと残る謎 父親逮捕から1週間5:00無断キャンセル、損害2千億円か 飲食店の「泣き寝入りしない」秘策10:00