2026年4月のWindows 11の月例更新プログラムKB5083769(25H2/24H2)およびKB5082052(23H2)を適用した一部環境で、リモートデスクトップ(RDP)を使用する際に表示される警告ウィンドウが正しく表示されない問題が確認されています。これは、RDPファイルの悪用を防ぐために導入された新しいセキュリティ警告機能が原因で発生しているもので、Microsoft はすでに問題を認めており、暫定的な回避策を案内しています。どんな不具合が起きているのかKB5083769の既知の不具合に以下のような項目が追加されています。この問題が発生するのは、複数モニターを異なるスケーリング設定で使用している場合です。たとえば、メインディスプレイが100%、サブディスプレイが125%といった構成が該当します。この条件下では、RDPを開いた際に表示される警告ウィンドウで、テキストが重なって読めない、ボタンが隠れてクリックできない、といったUIの崩れが起こり、操作が難しくなる場合があるとのことです。Microsoftが案内している回避策恒久的な修正は今後のアップデートで提供される予定ですが、現時点では次の回避策が案内されています。1. モニターのスケーリングを揃えるすべてのディスプレイで同じスケール値を設定すると、警告ウィンドウが正常に表示されるようになります。「設定 > システム > ディスプレイ」から各モニターのスケールを統一します。2. キーボード操作でウィンドウを扱うもしボタンが押せない場合でも、キーボード操作で対処できます。フォーカスを移動するTabキーと、選択を行うSpaceキーによって、マウスで操作できない状況でも、最低限の操作が可能です。今後の修正予定最新の更新プログラムを適用したWindows 11環境でRDPを使用する場合は注意が必要です。Microsoftはすでに調査を進めており、今後の更新プログラムで修正を提供するとしています。