2026年4月22日 20時00分大西英正「金城学院大学分団」の発足式であいさつする分団長の田村望さん=2026年4月22日、名古屋市守山区の金城学院大、大西英正撮影 名古屋市の防災を担う消防団に「金城学院大学分団」が発足し、22日に式典が開かれた。消防団の担い手は減少傾向で、市は若者の確保や防災啓発に力を入れている。大学の分団は市内9例目で、女子大では初。消防庁によると、全国的にも珍しいという。 式典には分団に所属する1~4年の25人のほか、名古屋市消防局や大学の幹部が出席。分団長で4年の田村望さん(21)は「今まで防災訓練に参加したことがない人たちにも関心を持ってもらいたい」としたうえで、「(現状の課題に対する)意見を引き出し、反映しやすい組織づくりを大切にしたい」と抱負を語った。愛知県の「充足率」、8割ほど 消防団員の数は全国的に減っており、愛知県内でも2025年4月の団員数は10年前から約1割減の2万719人。自治体ごとに条例で定める消防団員の目標人数(定員)に対する「充足率」は81.8%と10ポイント下がった。 市消防局は若手を増やすため、大学に消防分団を置く方策を進めてきた。9例目の金城学院大は、消火・救助活動をする「基本団員」ではなく、生活事情に合わせて特定の活動や災害時のみに従事する「機能別団員」の位置づけだ。団員らは広報や事前防災の活動に力を入れることになる。 女性も団員になってもらおうと、市消防局消防団課は女性用トイレや更衣室の整備などを進め、「入りやすい消防団」をめざしている。団員全体の数は減っているものの、市内の女性団員は25年4月時点で1111人で、10年前から1.8倍に増えているという。 近藤新悟・消防団課長は「南海トラフ地震といった大災害を見据え、一人でも多く災害に対応できる人を増やせるよう取り組んでいきたい」と話す。関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ4月22日 (水)殺傷能力ある武器の輸出解禁陸自の砲弾が暴発、3人死亡黄砂が飛来、健康面にも注意4月21日 (火)震度5強 東北などで津波観測燃油サーチャージ増額 前倒し冷凍食品消費 1人年約25キロ4月20日 (月)高齢者運転、目立つ操作ミス仙台市中心部にクマ出没ロボット、人間の記録を更新4月19日 (日)地元大学進学率が上昇傾向夏の甲子園「2部制」拡大へ自転車の青切符 各地で詐欺トップニューストップページへ損保大手3社からトヨタに出向中の社員、内部情報を無断で持ち出し20:22岩手県大槌町で山林火災、民家も燃える 県が災害特別警戒本部を設置19:30外国人不法就労の通報制度、茨城県が5月から開始 独自の報奨金も17:31プルデンシャル生命社長「補償額、増加する可能性」会見2時間15分17:46子どものSNS利用、総務省が規制強化へ 年齢確認の義務化も検討17:29「結婚」せず悪魔化もせず メローニ氏から学ぶトランプ氏への対処術11:00