2026年4月22日 18時00分酒井祥宏世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の本部。入り口には、無許可での立ち入り禁止などを記した清算人名の告示書が貼られていた=2026年4月7日午前10時32分、東京都渋谷区 東京高裁から解散を命じられた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について、清算人の伊藤尚弁護士は、少なくとも約400億円の教団の預貯金を保全したことを明らかにした。高額献金の被害者らの弁済に向け、5月20日から1年間、被害申告を受け付ける。遊休不動産は売却へ 清算人は東京地裁に今月20日付で提出した報告書を明らかにした。3月4日の東京高裁による解散命命の決定を受け、清算人が選んだ代理人ら約400人が全国400超の教団施設を訪れ、資産の保全を行った。金融機関には教団の口座取引の一時停止を要請し、預貯金を保全したという。 高裁決定によると、2024年度末時点で教団の資産は1040億円で、うち「現預金」は668億円だった。教団は約200の不動産を所有しており、清算人は遊休不動産を先行して売却するとしている。全国9カ所の墓地や霊園では、埋葬や納骨は受け付けるが、慰霊祭などの催しは行わないとした。割り増しは「解散確定に備えたもの」 教団職員約1400人(4月20日時点)のうち、清算手続きに必要な担当者を除く900人に対し、5月20日付で解雇する予告を通知した。教団は今年に入り、職員に早期退職を募り、対象者に割り増し退職金を支払う予定だったが、清算人は「解散が確定した場合に備えたものだ」と指摘し、割り増し支給を認めないとした。 教団側は高裁決定を不服として最高裁に特別抗告したが、解散の効力は発生している。解散で宗教法人格は失われており、教団元幹部らは、職員を雇用し、献金の受け皿となる団体の設立を検討している。この記事を書いた人酒井祥宏東京社会部|調査報道担当専門・関心分野事件、事故、調査報道、災害関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ4月22日 (水)殺傷能力ある武器の輸出解禁陸自の砲弾が暴発、3人死亡黄砂が飛来、健康面にも注意4月21日 (火)震度5強 東北などで津波観測燃油サーチャージ増額 前倒し冷凍食品消費 1人年約25キロ4月20日 (月)高齢者運転、目立つ操作ミス仙台市中心部にクマ出没ロボット、人間の記録を更新4月19日 (日)地元大学進学率が上昇傾向夏の甲子園「2部制」拡大へ自転車の青切符 各地で詐欺トップニューストップページへ子どものSNS利用、総務省が規制強化へ 年齢確認の義務化も検討17:29プルデンシャル生命社長「補償額、増加する可能性」会見2時間15分17:464歳を絞殺容疑で母逮捕、3歳も死亡 施設に内縁の夫が潜伏・同居か17:02契約終了、柚木麻子さんだけでなく 新潮社への抗議デモに作家の姿も18:00「結婚」せず悪魔化もせず メローニ氏から学ぶトランプ氏への対処術11:00岩手県大槌町で山林火災、民家も燃える 県が災害特別警戒本部を設置18:20