高1殺害の被告に猶予判決 裁判長「息子さんの死と向き合い続けて」

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2026年4月28日 19時53分川西めいこ仙台地裁 宮城県石巻市の自宅で高校1年の息子を殺害したとして、殺人の罪に問われた被告の男(49)の裁判員裁判の判決公判が28日、仙台地裁であった。榊原敬裁判長は懲役3年執行猶予5年(求刑6年)を言い渡した。 判決によると、被告は昨年4月、市内の集合住宅で、就寝中だった息子の背中を複数回ナイフで刺し、ロープや手で首を絞めて殺害した。 被告は離婚後、一緒に暮らしていた息子の食事の準備がうまくできず、思い悩んでうつ病を発症。「自分は死んだ方がいい」「残されたらふびんな思いをさせてしまう」との思いから、息子の殺害を考えるようになった。命日の判決、被告に「問い続けて」 検察側、弁護側ともに事実関係は争わず、量刑が争点となっていたが、榊原裁判長は、被告は刑法39条2項が刑を軽くすると定める「心神耗弱」に当たると判断。「実質的な争点は、心神耗弱の被告にどの程度重い非難ができるか」とした。 被告は息子の野球の練習を熱心にサポートするなど献身的に養育し、最愛の息子であったと指摘。食事の準備で悩んだことも「愛するがゆえの苦悩であった」とした。 検察側の「身勝手かつ自己中心的」という意見には「被告人の心情を軽視し偏った視点から非難している」と指摘した。 この日は事件からちょうど1年で、息子の命日でもあった。榊原裁判長は「息子さんの死とどう向き合うべきか、問い続けて」と諭した。この記事を書いた人川西めいこ仙台総局|事件・事故専門・関心分野ジェンダー、性暴力、選挙、若者の政治参加関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ4月28日 (火)NPT再検討会議 はじまる後発地震注意情報は終了バスや水道に中東情勢の影4月27日 (月)トランプ氏出席の会で銃声史上最悪の原発事故 40年に日本の四季 進む「二季化」4月26日 (日)資本金の壁 料理店に影響JR宝塚線脱線から21年子ども用いすの著作権認めず4月25日 (土)新型AIは「今そこにある危機」性暴力の教職員 懲戒免職に接続遮断 将来の導入否定せずトップニューストップページへ金利維持に反対3人、植田氏「深刻に受け止め」 日銀会合4つの要点17:45医師や看護師らによる性被害、どう防ぐ? 性犯罪歴の確認は対象外17:00「金塊2キロを奪われた」新小岩駅近くで強盗か 男らが逃走18:06奈良県職員384人が通勤手当を不適正受給 1230万円返納求める17:40「まんじゅうや」は無効票 茨城・神栖市長、県選管が「当選無効」15:41社会を変える一歩は、私が変わりたい一歩だった エッセー・能條桃子15:01