2026年4月26日 20時00分浅倉拓也「排外主義」に抗議の声をあげ、デモ行進する市民ら=2026年4月26日午後5時0分、大阪市北区、浅倉拓也撮影 外国人が在留期間を延長する際の手数料の大幅な値上げなど、日本で暮らす外国人には厳しい政府の施策が相次いで打ち出されるなか、「排外主義にNO!」を掲げたデモが26日、大阪市の中心部であった。 関西で在日外国人を支援する市民団体や弁護士らが呼びかけた。北区の中之島公園に約400人が集まり、「差別をやめろ」「人権を守れ」などと声を上げながら、市街地を行進した。 主催者の一人で難民支援をしている弁護士の弘川欣絵さんは「外国人の急増に対する市民の不安感を利用し、政権が人気取りのために排外主義をあおっている」などと訴えた。 参加した英語教師の米国人女性は「日本にずっといたいが、永住権を取るには給料が安すぎるし、将来が見通せない。政府は外国人に暴力的になっていると感じる。日本はトランプ政権のアメリカみたいになってほしくない」と話した。 ベルギー出身の留学生、ティム・バンデルボルヒトさん(21)は「留学生の友人には、これからも日本に住んで働きたいという人が多いけれど、不安を感じている」と言う。 幼稚園児と小学生の娘2人を連れて参加した30代の医師の日本人男性は「デモに参加する若い世代が増えて、大きなうねりになりつつある。いま参加しないといけないと思った。子どもたちに平和な日本を残すために、できることをしなければ」と話した。 深刻な労働者不足などを背景に、日本に住む外国籍の人は増え続けている。一方、SNSなどでは外国人への憎悪をあおる言説が広まり、昨年の参院選以降、多くの政党が外国人への対応を厳格化する政策を競い合うようになった。 そうした風潮を背景に、外国人が日本で会社を経営する条件を引き上げるなど、政府も相次いで厳しい施策を打ち出す。今国会に提出した入管難民法の改正案では、ビザ(在留資格)の延長や変更の手数料の上限を1万円から10万円に、永住許可は1万円から30万円に上げる。日本に家族で定住している外国籍の人たちからは、「あまりに不公平だ」「払えない」といった声も聞かれる。この記事を書いた人浅倉拓也大阪社会部専門・関心分野移民、難民、外国人労働者関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ4月26日 (日)資本金の壁 料理店に影響JR宝塚線脱線から21年子ども用いすの著作権認めず4月25日 (土)新型AIは「今そこにある危機」性暴力の教職員 懲戒免職に接続遮断 将来の導入否定せず4月24日 (金)国家情報会議の法案 衆院通過日経平均 一時初の6万円台岩手県大槌町で山林火災4月23日 (木)認知症の行方不明者 年々増加柚木麻子さんが出版権を移動首都高の清掃めぐり官製談合トップニューストップページへ消火したはずの山から再び煙 果てしない「もぐらたたき」に住民疲弊16:30和式・和式・和式・和式・洋式でトイレ渋滞 公立学校でも進む洋式化17:00地価上昇続く商店街 外国人に土地奪われる? 不安だけでない感情6:00竹下景子さん、水俣の一枚に衝撃 「私は今まで何をしてきたのか」15:00野球引退、月収16万円の介護職から社長への道「僕でいいんですか」11:00ぴったり15年後に届いたバラ 3.11で果たせなかったサプライズ16:00