大地震の断層破壊は「突然止まる」 地震学の長年の“謎”解明

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毎日新聞 2026/4/24 03:00(最終更新 4/24 03:00) 940文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷熊本地震でずれ動いた断層とみられる亀裂=熊本県益城町で2016年4月17日、本社ヘリから矢頭智剛撮影写真一覧 大地震が起きたとき、断層破壊は徐々に止まるのか、突然止まるのか――。地震学の長年の謎だったこの問題を解き明かしたと、京都大などの研究チームが23日付の米科学誌サイエンスに発表した。世界で起きた12の大地震の解析から見えてきた答えは、「突然止まる」だったという。論争についに決着か 断層破壊は、地下の岩盤に力がかかり、耐えきれなくなった断層面が急激にずれる現象を言う。2024年1月の能登半島地震では、海底の活断層が150キロにわたって破壊された。Advertisement 断層破壊の終わり方について、これまで「エネルギーを失ってゆっくり止まる」説と「突然止まる」説に分かれ、決着はついていなかった。だがこの約10年、世界で観測網が整備され、大地震の震源近くの観測データがそろってきた。断層の破壊が進行して、断層の端で急に止まると停止波が起き、逆向きに地面が動く「オーバーシュート」が生じる様子=金子善宏・京都大大学院教授提供写真一覧 研究チームは、モーメントマグニチュード(Mw)7を記録した16年の熊本地震や、23年のトルコ・シリア地震(Mw7・8)、25年のミャンマー地震(Mw7・7)など国内外で起きた12の大地震を調査。震源断層近くの地震計や人工衛星を使った地表変化のデータなどを解析した。 その結果、どの地震でも共通して、破壊が断層の端まで進んだ瞬間、逆向きに少し戻る「オーバーシュート」という動きが起きていた。 さらにコンピューターで再現して解析したところ、オーバーシュートは断層破壊が急に止まったことで発生した「停止波」によって起きていたこともわかったという。「耐震設計の向上」に期待 大地震を引き起こす大きな断層は、複数の区間「セグメント」に分かれている場合が多い。このセグメントを巻き込んで破壊が進むと地震の規模が大きくなるが、断層破壊が連続して進行するわけではなく、セグメントごとに停止と破壊を繰り返しながら進んでいたことも示唆された。 また、この停止波は、高層ビルなどに影響を与える可能性のある強い揺れを生じさせることも分かった。 チームの金子善宏・京都大大学院教授(地震学)は「現在の地震工学では、停止波の影響を免震や耐震の設計上考慮していない。セグメントの端から約5~10キロの範囲で停止波による強い揺れが生じる可能性がある。今回の成果が免震・耐震設計の向上につながることを期待している」と話している。【垂水友里香】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>