経験者頼みの運営に懸念 全国で相次ぐ白票や無効票の「操作」

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毎日新聞 2026/3/2 20:42(最終更新 3/2 20:52) 1628文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷1票を託す有権者(イメージ)=竹内紀臣撮影 民主主義の根幹となる選挙を巡り2025年夏、投票結果への信頼を揺るがす不正があった。開票作業を担う職員による、無効票の「水増し」だ。 うわさを聞いた元職員がSNSで告発し、区は水増しを認めて謝罪した。そしてこのほど、警視庁の捜査で、こうした「票操作」が過去の選挙でもあった疑いのあることが判明した。Advertisement 不正は「当たり前」になっていたとみられている。ノウハウ脈々引き継がれ 25年7月にあった参院選の開票作業で、東京都大田区が無効票(白票)を水増ししていた問題で、22年参院選と24年都知事選でも白票が操作された疑いのあることが、警視庁の捜査で判明した。捜査関係者によると、投票者総数と開票数の間で生じた差を埋めるためで、選挙管理委員会事務局内で手法が引き継がれ、不正は常態化していたとみられる。 警視庁捜査2課は2日、25年の参院選などで不正な開票作業をしたとして、大田区の男性職員4人を公職選挙法違反(投票増減)容疑で書類送検した。 投票者総数と、開票作業で実際に数えた票数が合わないケースはしばしばあったとみられ、帳尻を合わせるために白票を操作するノウハウは、一部の選管職員によって脈々と引き継がれていたとされる。具体的には、人事異動で職員が入れ替わる際に口頭で教えるほか、こうした事態が起きた際に現場で選管経験者が指南したという。不正は外部指摘で発覚 参院選は25年7月20日に投開票され、大田区の開票作業は21日未明まで続いた。不在者投票が一部二重集計されるなどし、投票者総数に対して実際の票数が選挙区で約2600票、比例代表で約2800票少なかった。そこで多数の架空の白票を計上しつつ、残りを「持ち帰り票」として処理した。 不正については後日、後輩職員との飲み会の場で聞いた元職員がSNSに投稿して発覚。区は警視庁に刑事告発していた。全員が容疑認め 書類送検されたのは、当時、区選管事務局を担当していた20~50代の職員4人。50代職員は係長だった。 20代、30代、50代の職員3人の書類送検容疑は、25年参院選の開票作業において、選挙区で2500票、比例代表では2700票の白票を水増ししたとしている。 また、22年参院選と24年都知事選では、実際の票数が投票者総数より多かったため、白票を勝手に減らしたとされる。都知事選では30代職員が18票を減らし、22年参院選では別の30代職員が70票を減らした疑いがある。警視庁によると、4人はいずれも容疑を認めている。 25年参院選では、20代と30代の職員2人が開票所で別の選管経験職員に相談して白票で票のズレを調整する方法に言及していたという。開票作業終了後、このズレの報告を受けた選管事務局長は票操作があったと気付いたが、上司には報告しなかった。 警視庁が、記録が残る16年以降の選挙結果を調べたところ、不正があったとされる3選挙を含めて少なくとも8選挙で無効票を増減させた痕跡があった。ただ、白票の増減だったため、候補者の当落に影響はなかったという。経験者頼みの運営に懸念 こうした開票結果の操作は、過去にも全国の自治体で度々起きてきた。 13年参院選では高松市選管でも、票数が合わずに白票数を操作して市職員6人が公選法違反で有罪判決を受けた。14年衆院選の仙台市青葉区や17年衆院選の滋賀県甲賀市でも無効票の水増しがあった。 大田区によると、開票作業のマニュアルや職員向けの研修はあったが、票が合わない「不測の事態」への対応については定めがなかった。開票作業経験者へのアンケートでは、選管経験者に頼った運営に対する懸念が寄せられたという。 区が設置した外部有識者による再発防止委員会は2月、再発防止策を盛り込んだ提言を出した。調査の過程で過去にも不正があったことを把握したが、「捜査に委ねる」として言及せず、複数人による確認などの改善策を求めるにとどまった。【長屋美乃里】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>