毎日新聞 2026/3/3 21:59(最終更新 3/3 21:59) 757文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷無罪判決後、報道陣の取材に応じる松本亜里沙被告(中央)=福岡市中央区で2026年3月3日午後3時28分、森永亨撮影 けがの原因は不慮の事故か、それとも暴行か――。生後11カ月の長女が頭部の外傷で死亡後、3年半あまり過ぎてから母親が逮捕された異例の傷害致死事件。約3カ月半の審理を経て福岡地裁の裁判員裁判が3日に言い渡したのは無罪だった。 長女が自宅で頭部を負傷し、意識不明の状態で病院に運ばれたのは2018年7月28日。目撃者は、てんかんの持病がある母親の松本亜里沙被告(29)だけだった。医師から「虐待による乳幼児頭部外傷(AHT)の疑い」を指摘され、福岡県警は3年半あまりの捜査の末、松本被告を傷害致死容疑で逮捕した。Advertisement だが、AHTの立証のハードルは高い。日本弁護士連合会によると、AHTなどが疑われる傷害や傷害致死事件で14年以降、1審や2審で言い渡された無罪判決は全国で20件を超える。 公判では検察側と弁護側がそれぞれ複数の専門家を証人申請。法医学者や脳神経外科医、コンピューター断層撮影(CT)の画像診断を専門とする放射線科医ら10人が出廷し、見解が大きく分かれた。 判決は、立証責任は検察側にあるとの前提で、双方の専門家の意見を検討。検察側は脳内の腫れの状況や後頭部の骨折、皮膚の変色などは「強い外力が加わった根拠」と強調したが、判決は弁護側証人の証言を踏まえ、「(検察側の主張は)可能性の一つにとどまる」などとして退けた。「疑わしきは被告人の利益に」という刑事裁判の鉄則に従い、無罪を導いた。 小児脳神経外科医の藤原一枝氏は「医学的根拠に基づいて十分に検討した妥当な判決」と評価。その上で「公判で医学的判断に多くの時間が割かれた背景には、日本脳神経外科学会や日本小児科学会が長年、AHT問題への統一見解を示せていない現状がある。冤罪(えんざい)を防ぐため、医学界も積極的に議論を重ねるべきだ」と話した。【森永亨】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>