寺社に油かけた疑いで逮捕状の男、米国から日本に引き渡しへ

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2026年3月3日 12時34分植松敬 伊藤未来香取神宮の「神饌所」の扉に残る油のシミ=2025年12月19日午後3時57分、千葉県香取市、宮下晶撮影 2015年に全国各地の寺社で油のような液体がかけられる被害が相次いで発覚した事件で、このうち千葉県内で起きた2件について、建造物損壊容疑で県警が逮捕状を取っていた米国在住の日本人医師の男(63)の身柄が、米国政府から日本に引き渡される見通しになった。捜査関係者への取材でわかった。 千葉県警は15年当時、同県香取市の香取神宮と、同県成田市の成田山新勝寺の建造物に液体をかけた建造物損壊の疑いで、男の逮捕状を取得。だが男が米国に出国したまま帰国せず、執行できない状態が続いていた。 日本側は、日米間の犯罪人引き渡し条約に基づいて米国に身柄の引き渡しを要請。引き渡しをめぐる米国での訴訟資料によると、23年1月に米連邦地裁が引き渡しを認める決定を出した。男は争ったが、今年1月までに控訴裁、最高裁も地裁の決定を支持した。 男は米国から民間機で移送され、4日にも到着する見込み。千葉県警は、米側から身柄が引き渡され次第、まず香取神宮に対する建造物損壊の容疑で逮捕する方針。 警察庁によると15年時点で、世界遺産の二条城(京都市)や東寺(同)、東大寺(奈良市)など、16都府県48カ所で被害が確認されていた。警察が各地の防犯カメラ映像やレンタカーの記録などをたどる中で、男が複数に関与した疑いが浮上したという。 身柄の引き渡しをめぐる米国での訴訟の資料によると、男は米ニューヨークで診療所を開設する一方、キリスト教系の団体を設立。代理人弁護士は逮捕状の容疑について、男が行ったことだとしても、建物を清めるために少量の植物性オイルを指先につけて触れただけで、犯罪にあたらないなどと主張していた。【スタンダードコース|デジタルのみ】今なら4カ月間月額200円で読み放題/再入会は500円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちらこの記事を書いた人伊藤未来千葉総局|千葉県警担当専門・関心分野社会福祉、医療、教育関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ3月3日 (火)原油価格、一時12%急騰ハメネイ師の居場所特定 なぜ大江健三郎の未発表小説発見3月2日 (月)イラン最高指導者 殺害される商船三井 ホルムズ海峡足止め節約志向 落ち込む肉消費3月1日 (日)米・イスラエル、イラン攻撃クリントン氏「犯罪知らず」名鉄百貨店本店が閉店2月28日 (土)消費減税法案 今秋の提出意欲ワーナー争奪戦 ネトフリ撤退天皇陛下がWBC観戦へトップニューストップページへハメネイ師の居場所、どう特定? 専門家「完全に逃れることは困難」22:00サウジアラビアの米国大使館でドローン被害か、負傷者なし 米紙報道11:38高市首相「批判受けるなら、慎みたい」 カタログギフト配布巡り答弁11:48「新しい事件が起きれば収まる」 遊覧船会社社長、沈没直後に妻へ12:09核のごみ最終処分場の調査、東京・小笠原村に申し入れへ 赤沢経産相10:12増える女性の消防団員、背景は? 「性差」を取り除き見えてきたこと12:00