「リンゴもむけない」バイオリニストがカレー屋に 名店の味継承

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毎日新聞 2026/4/20 11:00(最終更新 4/20 11:00) 有料記事 2781文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷タリカロを創業した料理人のタローさん(左端)、店長のリカさん(右端)夫妻と、農澤明大さん(左から2番目)と妻=農澤さん提供(Koki Tsumura撮影) 近鉄奈良駅から東向北商店街を入って少し歩くと、スパイスの香りが鼻孔をくすぐる。 ここに2025年6月、南インドカレー店「タリカロ3・5」がオープンした。 腕を振るうのは、現役バイオリニストでオーケストラも率いる農澤明大さん(36)だ。 演奏する手を守るため、かつては「包丁に触ったこともなかった」という農澤さん。 なぜバイオリニストとカレー屋という二足のわらじを履くのか。  <主な内容> ・東南アジアでの演奏活動への思い ・大切にしてきた「食」の豊かさ ・名店タリカロの「後継者」に ・毎日のようにリンゴをむき… ・音楽とカレー 一流であるために音楽一家に生まれて 「音楽は絶対的な自分の軸です」 タリカロ3・5の料理人、農澤さんは奈良市の出身。母親が音楽教師、父親は合唱団を運営、という音楽一家に生まれた。 自宅にはグランドピアノがあり、「歩けるようになる前からピアノを弾いていた」という。 幼稚園の演奏会でバイオリン演奏を耳にしたことをきっかけに、高名なバイオリニストに師事。音大に進学した。 農澤さんがバイオリニストとして最も大切にしているのがNPO法人「ワールドシップ」での活動だ。 活動のきっかけは、音大生だった11年に発生した東日本大震災だった。 路上ライブで義援金を集めるなど、被災地支援を行う中で、「何のために、誰のために音楽活動をするのか」と自問自答したという。 しかしその後のフィリピン公演で「日本とは全く反応が違う、アイドルのような歓声」を浴びた。 開発途上国では、子どもたちが本物の楽器に触れる機会がまだまだ少ない。 霧が晴れていくような思いがした。 院生だった14年、有志の音楽家とワールドシップを設立。東南アジアを中心にオーケストラ演奏や音楽教育を行う。 「自分がバイオリンと出合った頃に感じた感動や衝撃を子どもたちにも経験してほしい。現地では無料で演奏するよう心がけてきました」人生を変えたカレーとの出合い そんな農澤さんの人生で、もう一つの軸となっているのが、「食」への好奇心だ。 大学時代から奈良県内のバーでアルバイトを重ね、給料は国内外の旅行と食の探求に費やした。 「…この記事は有料記事です。残り1877文字(全文2781文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>