Windows Server が「再起動地獄」から解放:緊急アップデートが配信開始

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2026年4月の月例更新プログラム「KB5082063/KB5082142」を適用した一部のWindows Server環境で、サーバーが繰り返し再起動する、あるいは更新プログラムが正常にインストールできないといった深刻な不具合が発生していました。Microsoftはこの問題に対応するため、4月19日に緊急のアウト・オブ・バンド(OOB)アップデートを公開し、影響を受けるすべてのサポート対象Windows Serverバージョンに修正を提供しています。メッセージセンターには以下のような情報が掲載されています。今回、以下の2つの不具合が発生していました。ドメインコントローラーの再起動ループPrivileged Access Management(PAM)を利用する複数ドメイン構成の環境で、更新後にLSASSが応答しなくなり、認証やディレクトリサービスが停止。結果としてドメインコントローラーが再起動を繰り返す状態に陥っていました。更新プログラムのインストール失敗Windows Server 2025の一部環境では、KB5082063のインストールがエラー(0x800F0983/0x80073712)で失敗するケースが確認されていました。これらはいずれも企業システムに大きな影響を与える可能性があり、迅速な修正が求められていました。緊急アップデートでの修正内容Microsoftが公開したOOBアップデートでは、上記の問題が解消されています。今回のOOBアップデートは、通常のWindows Updateとは別に提供されているため、影響を受ける環境は以下のリンクを確認し、早めに適用することが推奨されます。特にドメインコントローラーを運用している組織では、再起動ループによるサービス停止を防ぐためにも、アップデートの適用状況を確認しておくことが重要です。標準のWindows Update。Windows Server 2025: KB5091157 (OS Build 26100.32698) Out-of-bandWindows Server, version 23H2: KB5091571 (OS Build 25398.2276) Out-of-bandWindows Server 2022: KB5091575 (OS Build 20348.5024) Out-of-bandWindows Server 2019: KB5091573 (OS Build 17763.8647) Out-of-bandWindows Server 2016: KB5091572 (OS Build 14393.9062) Out-of-bandWindows Hotpatch Update。Windows Server 2025 Datacenter: Azure Edition: Hotpatch KB5091470 (OS Build 26100.32704) Out-of-bandWindows Server 2022 Datacenter: Azure Edition: Hotpatch KB5091576 (OS Build 20348.5029) Out-of-bandまとめ4月のWindows Server更新で発生した深刻な不具合に対し、Microsoftは迅速に緊急アップデートを提供しました。再起動ループやインストール失敗といった問題は解消されていますが、BitLocker関連の既知の問題は残っているため、今後の追加情報にも注意が必要です。