毎日新聞 2026/4/17 05:15(最終更新 4/17 05:15) 899文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷修理へ向けて営まれた仏事=橋本市谷奥深の光明寺で、藤原弘撮影 和歌山県橋本市谷奥深(たにおぶか)にある光明寺の本尊、木造大日如来坐像(県指定文化財)。傷みがあり、県教委から修理の必要性を指摘されたものの、課題だったのが所有者である地元が負担する費用の確保だった。山間部に位置し、7世帯ほどまで減った地元には重い負担だったが、東京の財団の助成を受けられることになってめどが立ち今月、無事に修理のための搬出を終えた。【藤原弘】 同像は像高が99・4センチ。2022年2月に県指定文化財となった。調査に携わった大河内智之・奈良大教授(日本美術史)によると、円満で穏やかな作風である平安時代後期の特徴があり、高野山(高野町)との関係がうかがえるという。Advertisement修理されることになった和歌山県指定文化財の木造大日如来坐像=橋本市谷奥深の光明寺で、藤原弘撮影 同像は厨子(ずし)の中に安置されて秘仏とされ、谷奥深区長の上田ひと美さん(63)が長年管理を続けてきた。上田さんは嫁いできた1987年から、毎月少なくとも3回、厨子の前に供えたコウヤマキなどを取り換えるなどし、「きれいになりましたよ」と心の中で報告しながら般若心経を唱えてきたという。 ところが2019年ごろ「『カタン』と音がしたので(厨子の扉を)そっと開けて中を見たら、(台座の)ハスの花びらが落ちていた」と上田さん。県教委に調査されることになった。 ハスの花をかたどった台座の花びらに当たる部分の多くが取れて落下していることや、像などに虫食いが見つかり、修理費は約700万円が見込まれたという。県や市の補助が得られるのは半額程度。それ以外の所有者負担が難題だったが、大部分について公益財団法人「三菱財団」(東京)の文化財保存修復事業助成金が得られることになった。修理は専門技術を持つ公益財団法人「美術院」(京都市)が担い、落ちた花びらに当たる部分を台座に取り付けたり、虫食いを受けた場所に樹脂を注入したりするという。 今月4日には修理を前に、仏像の魂を抜く「お性根抜き」の仏事が同寺で営まれ、6日に搬出された。 上田さんは「忙しい時でも、手を合わせていると心が静まって穏やかな気持ちになる仏様。このまま朽ちていくのは自分としては罪なことだと思っていたので、(修理されることになり)ほっとしています」と話した。あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>