eye :全力尽くす姿 未来をつくる

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eye毎日新聞 2026/4/16 16:00(最終更新 4/16 16:00) 1003文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷6年生最後の英語の授業で、児童に書いた手紙を1人ずつ手渡す久保昌子さん。手紙には「将来くじけそうになった時に思い出してほしい」言葉が丁寧に書かれていた=兵庫県川西市で2026年3月4日、山崎一輝撮影 「人生のマイナスに見えることにも必ず意味があるから」 摂食障害を抱えながら教壇に立つ兵庫県川西市の小学校教諭、久保昌子さん(51)の言葉はどれも説得力を持つ。根幹には、自身の疾患や過酷な環境で出会った人たちから得た実感がある。 高1の時、マラソン大会出場のためにおやつを抜くと体重が減った。その時に得た達成感から減量は止まらず、高3で拒食症と診断された。問診では目標体重を「0キロ」と答えていたという。Advertisement 拒食症や過食症の摂食障害などは食行動に異常が表れる精神疾患だ。日本摂食障害協会によると、患者数は2015年度の厚生労働省調査で約2万6000人、医療機関の未受診者を含めると数十万人に及ぶという。 「人の生き死には誰にもわからない。でも、生きているのならば、その今は全力を尽くさないといけない」 療養で入退院を繰り返しながらも教諭の夢をかなえた。 社会人となってからも途上国の人たちと触れ合う旅を続けるうちに、アフリカの子供たちのために働きたいという気持ちが湧いてきた。そんな20代後半、南アフリカのエイズホスピスで活動する日本人神父を報じる新聞記事を偶然手にした。これがきっかけとなり、2年間休職してホスピスで働いた。 半年間で患者約200人をみとる過酷な環境だったが、自分を必要としてくれる患者と強い信頼関係を築いた。「居場所があると感じられれば、人はどこでも生きていける」と実感した。 ホスピス内の学校に通う孤児と遠足に行った時のこと。母親と手をつなぐ子供を見た孤児の一人が自分の手を隠した瞬間を見逃さなかった。親に捨てられたのは自分が悪い子だからと思い込む孤児に、久保さんは「あなたのことを愛している人がいると伝えたかった」。この経験を機に日本の人たちと南アフリカのエイズ孤児との「橋渡し」がライフワークになった。 昨夏、5年生約60人が作った自己紹介カードを手に南アフリカを訪れた。現地では児童の名前を呼ぶ孤児の動画を撮影し、帰国後に授業で流すと児童たちは喜んでくれた。「世界中に友達がいたら、戦争は起きない。そんな世界になってほしい」 6年生が卒業を控えた3月、久保さんはホスピスで交流した人たちを紹介しながら、これまでの自分の経験を語った。 授業の最後には巣立つ児童一人一人へ思いを込めた手書きの手紙を渡した。その一つには「未来は今日何をするかで決まる」と書かれていた。写真・文 山崎一輝【前の記事】摂食障害抱える教諭 全力尽くす姿、未来をつくる関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>