出生前診断、NIPT導入で負担のある羊水や絨毛検査大きく減少

Wait 5 sec.

毎日新聞 2026/4/18 09:00(最終更新 4/18 09:00) 1042文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷写真はイメージ=ゲッティ 国立成育医療研究センターなどは、妊婦の血液で胎児の染色体を調べる新型出生前診断(NIPT)が国内で導入された2013年以降、体への負担がある羊水検査や絨毛(じゅうもう)検査が大きく減ったとの解析結果を公表した。NIPTの実施件数は増加しており、全妊婦のうち出産前に何らかの遺伝学的な検査を受けた割合は11・5%と推計された。 1対2本で計23対ある染色体が、対でなく1本や3本になったり、一部に欠けや重なりがあったりすると、病気の原因になる場合がある。NIPTはダウン症候群など三つの病気のリスクを調べる。Advertisement 従来は羊水や絨毛を採取しての確定検査が始めから実施されてきたが、母体への負担があり、流産のリスクもあった。このため、NIPTでは血液だけでリスクの有無を確定検査の前に調べられる利点が強調されてきた。 研究チームは、国内で検体を調べている主要5機関のデータを解析。その結果、羊水検査は14年をピークに23年は66%減の5620件に、絨毛検査は15年をピークに23年は46%減の1167件になった。 一方、NIPTの実施件数は13年には7775件だったが、23年には4万813件と5・2倍に増加した。このため、羊水検査をハイリスクの妊婦に対して実施する傾向が強まり、染色体異常の検出率は13年の8%から23年には20%に上昇した。新型出生前診断(NIPT)の実態調査などについて議論を始めた厚生労働省の検討部会初会合=東京都内で2019年10月21日午後4時2分、千葉紀和撮影 NIPTを巡っては、検査の手軽さから美容クリニックなどで実施され、国は一定の要件をクリアした医療機関を認証する制度を構築した。しかし、無認証施設での検査はいまだに横行し、精度が不確かで推奨されていない3疾患以外も対象にしている。 今回の結果に無認証施設で実施された件数は入っていないが、陽性となった妊婦は羊水検査などを受けるため、検出率を底上げしている可能性がある。 全妊婦において、出生前に遺伝学的な検査を受けた割合は11年ごろの約3%から23年には11・5%へと上昇したが、無認証施設のデータを加えるとさらに高まる。検査で染色体の異常が確定すれば人工妊娠中絶を選ぶ妊婦が多く、命の選択につながるとの懸念も根強い。 チームの佐々木愛子・国立成育医療研究センター産科医長は「NIPTによってリスクのある検査が減ったと見ることができる。一方で、安易に受けることは望ましくなく、かかりつけの産科医に相談し、検査の意義などについて把握した上で検討してほしい」と話す。 成果は国際専門誌ジャーナル・オブ・ヒューマン・ジェネティクスに掲載された。【渡辺諒】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>