毎日新聞 2026/4/18 09:15(最終更新 4/18 09:15) 有料記事 1367文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷バスを乗り継ぎ1時間以上かけて裁判所に出頭した男性。「真面目に働いてきたのに情けない」とこぼした=大阪市で2025年5月23日午前10時31分、岩崎歩撮影 「払いたくても払えないんですわ。分割にしてもらえないやろか」。2025年5月、大阪地裁の一室で職員を前に嘆く男性をたまたま見かけた。男性は家賃が払えず、貸主から建物明け渡しを求める訴訟を起こされていた。この手の訴訟はよくあり、普段取材する機会はほとんどない。ただ、男性の困り果てた表情を見た時、何か抱える事情があるのではと感じて声を掛けた。 25年4月上旬、大阪府吹田市の団地に住む男性(75)宛てに書面が届いた。「家賃支払通告及び条件付き契約解除通知」。貸主の独立行政法人都市再生機構(UR)からで、書面には家賃の支払いができなければ賃貸契約を解除し、住宅の明け渡しを求める訴訟を起こすと記されていた。 24年末から、月6万円の家賃支払いが滞っていた。家賃を抑えようと公営住宅に応募してきたが、全て外れた。そんな時に届いた通知だった。貯金1000万円近くあったが 男性は大阪市内で生まれ、中学生の時、両親、姉とこの団地に引っ越した。姉は独立し、両親の他界後も同じ団地で暮らしてきた。 真面目に働き、こつこつ貯金した。高校卒業後、大手機器メーカーに入社。その後、手に職をつけたいと料理の世界に飛び込み、京都府内の料亭で修業を積んだ。40代で摂津市に念願の喫茶店を構えた。しかし、経営が厳しく5年弱で店を畳み、45歳で製菓会社に転職。営業マンとして60歳の定年まで働いた。 老後の不安から、定年後も週6日、日勤と夜勤を掛け持ちした。だが、その前後に両親や妻が他界。両親の医療費や葬儀関連費用などがかさみ、退職時に1000万円近くあった貯金はみるみる…この記事は有料記事です。残り693文字(全文1367文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>