「顔が見えない」 外国人労働者 治安に不安? 悪循環を断つヒント

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朝日新聞連載不安の正体 多民社会記事現場から2026年4月19日 6時00分有料記事文・写真 マハール有仁州顔が見える関係かどうかで、外国人に注がれる視線は変わるのだろうか=左は埼玉県北部、右は静岡県磐田市の平野ビニール工業提供多民社会シリーズ 「不安の正体」第2部① 日本で外国人が急増し、人口に占める割合は約3%になった。 なかでも顕著に増えているのは、働くためにやってきた人たちだ。 外国人労働者の数は、2025年10月時点で過去最多の約257万人。この10年で約3倍に増えた。 少子高齢化のなか、日本が必要として受け入れている人たちだ。 しかし、新たな隣人の存在に「治安が悪くなるのでは」と不安を感じる人が少なくないのはなぜだろうか。 実際の数字を見ても、外国人の総数が大きく増えているのに、刑法犯の検挙人数は10年以上前からほぼ変わっていない。 地域のルールを守らない。言葉が通じない。誰だか分からない。 外国人労働者が多く暮らす地域を歩いてみると、聞こえてきたのはそんな声だ。だが、ほんの少しの「かかわり合い」から、不安の連鎖を断ち切った現場を見た。「顔が見えない不安」の正体を探ります・地域住民が感じた不安・届かない住民の苦情・めばえた隣人意識・外国人と地域をつなぐ役割は 畑のネギやキャベツが青々しく映える埼玉県北部。駅から少し離れた民家のまばらな田畑の中にカット野菜工場がある。 ここでは、首都圏のスーパーに卸す袋入りのカット野菜やサラダ、鍋セットなどを24時間操業で製造している。 昨年11月、この工場の日本人経営者らが警視庁に摘発された。ネギやキャベツが青々しく映える埼玉県北部の畑 容疑は、入管難民法の不法就労助長。高度人材向けの「技術・人文知識・国際業務」の在留資格を持つ外国人らに、野菜加工などの単純労働をさせ、資格外の活動をさせた疑いだった。 資格外の活動は、全国各地で常態化しているとみられている。 起訴された外国籍の幹部従業員は3月の裁判で、こう証言した。「日本人は雇ってもすぐにやめてしまい、人手が足りなかった。最低賃金で働く人を探すよう言われていた」地域住民が感じた不安 摘発後の11月下旬から2月中旬にかけて複数回、工場周辺を訪ねた。 敷地内のヤードでは、日が暮れても南アジア風の外国人たちがダウンジャケットに身を包み、フォークリフトを運転して黙々と荷物を運んでいた。ジャケットのフードを深くかぶって自転車で出勤してくる姿もあった。 地域住民からはどう見えているのか。 「良い印象がない」「分から…この記事を書いた人マハール有仁州大阪社会部|大阪府警担当専門・関心分野ナショナリズム、近代アジアの歴史・思想関連トピック・ジャンル関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ4月19日 (日)地元大学進学率が上昇傾向夏の甲子園「2部制」拡大へ自転車の青切符 各地で詐欺4月18日 (土)中東緊迫 日用品も値上げ40度以上の日は「酷暑日」に「りくりゅう」が引退表明4月17日 (金)熊本地震から10年京都の男児死亡、父親を逮捕ドクターイエロー 後継を発表4月16日 (木)皇位継承の議論 1年ぶり再開インバウンド最多 4282万人ディズニーシー 挑むクルーズトップニューストップページへ京都男児遺棄、ドラレコ映像欠落 容疑の父は落ち着いて調べに応じる5:00米の封鎖継続でイラン反発 海峡は? 協議は? 専門家が語る見通し21:08日豪、護衛艦共同開発の推進で覚書 小泉防衛相「協力さらに高みに」20:30地元大学進学率、1位愛知71%、47位鳥取15% 地域差の背景は7:00仏俳優ナタリー・バイさん死去 トリュフォー、ゴダール作品で活躍20:00どうして人は「青春」にとらわれるのか その魅力と魔力の正体とは15:01