現場から2026年4月21日 6時00分津波警報・注意報が出たら 20日午後4時50分ごろに三陸沖で発生した地震で、福島県内では国見町で最大震度4を観測し、沿岸には津波注意報が発表された。津波は午後6時以降に到達し、相馬市で30センチ、いわき市小名浜で10センチの高さを記録した。 いわき市小名浜の高台にあるマリンタワーの駐車場には豊田のぶ子さん(77)の娘と孫ら一家が避難してきた。周囲では消防車やパトカーが「津波注意報が出ています。海岸には近づかないでください」と呼びかけていた。 東日本大震災の津波で自宅は全壊。同じ場所に再建したが、津波の危険がある時はここへ逃げることにしている。昨年夏にカムチャツカ半島付近で起きた地震の時もそうした。今回も、のぶ子さんは注意報が出たことを知り、おにぎりを食べて、水や薬、お薬手帳が入ったリュックを車に持ち込み高台へ急いだ。家族もそれぞれ仕事場などから高台に合流した。のぶ子さんは「寒くなったので、この後は車の中にいるかもしれない」と落ち着いて話した。 県相馬港湾建設事務所には、相馬港で仕事をしていた人たちが避難していた。警備会社に勤務する国井康広さん(62)は埠頭(ふとう)で1分ほどの揺れを感じたという。「一番海に近い場所で働いているから、津波注意報と聞いて自主的に避難した」と語った。 相馬港近くの避難所には、菊地静子さん(74)と孫の佐藤悠磨さん(13)が避難。学校で部活動をしていた悠磨さんを静子さんが車で迎えに行った。「津波注意報を聞いて、家が港のすぐそばなので、もしものことがあったらと思って」と話した。 自治体は対応に追われた。県災害対策課や各自治体によると、相馬、南相馬の2市に各4カ所の自主避難所が開設された。居住エリアに避難指示は出ていないものの、南相馬市の担当者は「不安に思う方は利用してほしい」と話す。いわき市は、津波注意報が発表されると、市が避難所として指定する施設を市職員が巡回。同日午後7時までに、最大4カ所を避難所として開設したという。 東京電力によると、廃炉作業が続いている福島第一原発と福島第二原発とも同日午後5時半現在、地震による異常は確認されていないという。関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ4月21日 (火)震度5強 東北などで津波観測燃油サーチャージ増額 前倒し冷凍食品消費 1人年約25キロ4月20日 (月)高齢者運転、目立つ操作ミス仙台市中心部にクマ出没ロボット、人間の記録を更新4月19日 (日)地元大学進学率が上昇傾向夏の甲子園「2部制」拡大へ自転車の青切符 各地で詐欺4月18日 (土)中東緊迫 日用品も値上げ40度以上の日は「酷暑日」に「りくりゅう」が引退表明トップニューストップページへ再審請求「選別」規定、棄却要件の一部削除を検討 見直し法案で政府5:00独自政府の新金融戦略、骨子案が判明 銀行の規制緩和やベンチャー支援5:00独自三陸沖で震度5強「東日本大震災を思い出した」 避難で駐車場埋まる21:29ホルムズの封鎖状態は「米国、イラン双方の誤り」マクロン氏4:30ANA、JALがサーチャージ引き上げ 中東緊迫で今後さらに高騰か20:01内閣支持率は高いのに地方選で相次ぐ自民系候補の敗北 党内は不安視18:15