「女王」しか存在しないアリ、世界初報告 日本生息の希少種

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社会最新記事毎日新聞 2026/4/16 08:30(最終更新 4/16 08:30) 710文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷羽化したてのキノムラヤドリムネボソアリ(中央の羽が生えたアリ)、周りはすべてハヤシムネボソアリの働きアリ=木野村恭一さん撮影、森林総合研究所提供 国内に生息する希少なアリが、女王アリしか存在しない種だと分かったと、森林総合研究所などの研究チームが発表した。働きアリやオスアリがおらず、女王だけのアリが報告されるのは世界初だという。 このアリは「キノムラヤドリムネボソアリ」。黄色がかったオレンジ色で、体長約3ミリ。アリ研究者として知られる元高校教諭の木野村恭一さんが、岐阜県内の里山で約40年前に発見した。現在まで約30例しか見つかっていない。Advertisement 通常の女王アリは生涯に一度、オスと交尾する。その精子でたくさんの働きアリや新たな女王を産み、集団(コロニー)を作る。キノムラヤドリムネボソアリの女王(中心の頭や胸がオレンジ色の個体)。周りにいるのはすべてハヤシムネボソアリの働きアリ=木野村恭一さん撮影、森林総合研究所提供 しかしキノムラヤドリの女王は、似た大きさで別種の「ハヤシムネボソアリ」の女王を殺して自らその「女王」となり、コロニーを乗っ取る。こうした行動は「社会寄生」と呼ばれるが、キノムラヤドリにも働きアリやオスがいるのか、どうやって繁殖しているのかが分かっていなかった。 チームは、キノムラヤドリの女王が社会寄生したハヤシのコロニーを実験室で飼育。女王が交尾をせず子を産む「単為生殖」をしていることを突き止めた。産まれたのは女王アリだけだった。 チームによると、単為生殖するアリは他にもいるが、働きアリもオスもいないのはキノムラヤドリだけだという。木野村さんの高校時代の教え子でもあるチームの浜口京子・森林総研生物多様性研究グループ長は「アリの社会性進化の謎を解くための絶好の研究対象だ」と話した。 成果は2月23日付の米科学誌カレントバイオロジー(https://www.cell.com/current-biology/fulltext/S0960-9822(25)01621-5)に掲載された。【酒造唯】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>