クマのフン、サクラの温暖化逃避に重要な役割 森林総研など調査

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毎日新聞 2026/4/16 10:00(最終更新 4/16 10:00) 760文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷樹上でヤマグワの果実を食べるツキノワグマの母子=森林総合研究所の直江将司主任研究員提供写真一覧 ツキノワグマが野生の山桜の実を食べ、標高の高い場所に移動してフンをすることで、自分では動けないサクラが地球温暖化による気温上昇から避難することを助けているとの研究成果を、森林総合研究所などのチームが発表した。山地の植物の温暖化逃避にクマが重要な役割を果たしていることを示す成果という。 温暖化が進むと、それまでの場所で生息できなくなる動植物が増える。絶滅を避けるには高温に順応するか、標高や緯度の高い低温の場所に逃げる必要がある。植物が遠くへ移動するには、風や水、動物の力を借りて種子を運んでもらう方法が一般的だ。Advertisementクマのフンに含まれる植物の実=森林総合研究所の直江将司主任研究員提供写真一覧 チームは、種子に含まれる酸素の同位体比が標高によって変化することに着目。関東山地(東京・奥多摩)▽足尾山地(栃木県日光市)▽阿武隈高原(北茨城市)――の三つの山地で哺乳類と鳥類のフンを探し、「カスミザクラ」と「ウワミズザクラ」という2種類の野生のサクラの種子が、どの動物によってどれくらい運ばれているかを調べた。 その結果、関東山地と足尾山地では、哺乳類が運ぶ種子のうちツキノワグマによるものが、カスミザクラで44~80%、ウワミズザクラで54~67%を占め、それぞれ標高の高い場所に運ばれていたことが分かった。 鳥類が両山地で種子を運ぶ割合は過去の研究から10~30%とされ、ツキノワグマがサクラの移動にとって最も重要な動物と推察された。エサとなる木の実を求めて木登りするツキノワグマ=森林総合研究所の直江将司主任研究員提供写真一覧 一方、ツキノワグマが生息しなくなった阿武隈高原ではテンやタヌキなどに運ばれる種子が確認されたが、総量は二つの山地に比べて目立って少なかったという。 チームの直江将司・森林総研主任研究員は「ツキノワグマは100種近くの果実を食べることが知られている。サクラ以外の植物についても温暖化から避難する上で役立っているのか評価していく必要がある」と話している。【菅沼舞】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>