「かなり危ない」…でも飛べないドクターヘリ 3都府県決まらぬ運航

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現場から2026年4月15日 6時00分有料記事小田健司東京都のドクターヘリ=都提供 医師らが同乗し、搬送中に治療を始めることができるドクターヘリ。相次ぐ運休は、命の危険につながりかねない。「空飛ぶ救急救命室」の周りで何が起きているのか。ヘリなら10分、陸路40分 鳥取県西部の山あい。90代女性の異変を伝える119番通報があったのは、2025年7月のことだ。 女性は、循環器系の病気をわずらっていた。地元の消防から、鳥取大学医学部付属病院(鳥取県米子市)に出動要請が入る。 同病院の上田敬博・高度救命救急センター長は、「かなり重篤で危ないケースだった」と振り返る。 同病院は、フライトドクターらが待機するドクターヘリの基地病院。だが女性のもとに向かったのは、陸路でのドクターカーだった。 ヘリはこの日、同乗が必要な整備士が確保できず、運休していた。10都府県のドクターヘリ、整備士不足での運休日数(2025年度) ヘリならば10分ほどで患者と合流でき、初期治療を始めることができた。代わりのドクターカーは、山道だったこともあって片道40分ほどかかったという。 女性は、大事には至らなかった。だが、車内でペースメーカーによる処置が必要になったという。 上田センター長は「本来ならドクターヘリが運航すべきケースだった。1秒でも早く搬送するべきだったのに、できなかった」と話す。東京、大阪、徳島では運航めど立たず運休を繰り返した事業者を変える動きがある一方、3都府県では次の委託先が決まっていません。背景にある問題とは。 ヘリを運航していたのは、学…この記事を書いた人小田健司ネットワーク報道本部(大阪・堺支局)|地方行政や町ダネ、裁判など専門・関心分野権力監視、原発、公共事業、ボブ・ディラン関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ4月15日 (水)京都の11歳男児、遺体で発見国歌「政治的行為でない」「物価の優等生」卵が高騰4月14日 (火)核ごみ処分場 文献調査を容認「米がホルムズ封鎖」 13日から長期金利 27年ぶり高水準4月13日 (月)米イラン協議「合意至らず」首相「憲法改正、時は来た」観光施設で「バスの下敷き」4月12日 (日)米イラン協議 パキスタン厳戒アルテミス2 宇宙船が帰還目覚めるクマ 春から注意トップニューストップページへトランプ氏、米イラン協議「2日以内」にも 「封鎖」で6隻引き返す5:40トランプ氏、メローニ氏との亀裂鮮明に 「以前と同じ人間ではない」3:15ドクターヘリ飛べず、10都府県あわせて487日「命救えなくなる」6:00自衛官が党大会で国歌、高市首相「違反にあたらず」 中立性に疑義も20:22森友文書開示「最後にこれはなんだ」 自死職員遺族、真相見えぬまま21:00大阪市内に「EVバスの墓場」 トラブル相次ぎ、万博後に負の遺産に0:38