下級生を積極起用 「花園100勝」目指す東福岡 高校ラグビー

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毎日新聞 2025/12/30 08:15(最終更新 12/30 08:15) 1024文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷花園に向けて練習に励む東福岡の選手たち=福岡市博多区で2025年12月11日午後5時44分、尾形有菜撮影 花園で優勝7回を誇る東福岡は、前回大会はベスト8にとどまり、ベスト4入りを逃したのは12大会ぶりだった。就任14年目の藤田雄一郎監督はさまざまな指導者らに話を聞き、選手の起用法を変えた。これまでは「迷えば3年生」と考えていたが、1、2年生を積極的に起用。現在の3年生数人は昨年も主力として起用し、「根が張ってきた」と実感したからだ。下級生を起用することで部内に競争が生まれ、チームが活性化した。 3年生からも「伸びしろのある1年生を使いましょう」という声が出るようになった。その一方で、下級生がミスをしても失敗を恐れないよう、3年生がカバーする一面も見られている。1年生から試合を経験してきたWTB平尾龍太副主将(3年)は「1年生のころはめっちゃ緊張したので気持ちが分かる。だからこそ自分たちがミスをカバーして取り返し、もっと伸び伸びプレーできるようにしてあげたい」と話す。Advertisement 花園への準備を進める12月上旬、藤田監督が「チームは昨年や一昨年と比べてもすごく良い状態」と感じる背景には、7月にOBの田原耕太郎さんがコーチに就任したことも一助となっている。ラグビー国内最高峰「リーグワン」の強豪、東京サントリーサンゴリアスに22年間、選手やコーチなどで在籍した。新たな戦術やレベルの高い練習方法を教えるのではなく、一つ一つの課題などを明確化していった。「頭の中をしっかりクリアにしたラグビーができている」とNO8須藤蒋一主将(3年)は胸を張った。練習中にハドルを組む東福岡の選手=福岡市博多区で2025年12月11日午後5時36分、尾形有菜撮影 練習や試合で組むハドル(円陣)の質も上がってきた。田原さんにハドルの重要性を教わり、それまでは一人一人がバラバラに話していたが、ハドルを組んで深呼吸をし、話し手は一人に絞った。その一人に全員が目を向けて意識して聴き、「チームにまとまりが出てきた」(須藤主将)と感じている。 花園での勝利数は現在96勝。高校日本代表候補7人を擁するチームは、今大会で「花園100勝」を目指す。2022年以来3大会ぶりの優勝を懸けた決勝に進めば、目標は達成できる。藤田監督は「(決勝に)行きたいですよね。ゴールがある戦いは選手のモチベーションになる」と力を込め、須藤主将も「OBが花園で勝利を重ねてきた結果。自分たちも素晴らしい成績を残せるように一戦、一戦勝利したい」と意気込む。チームの愛称「フェニックス」にかけ、燃え続けるという意味を込めた「燎(かがりび)」というスローガンの下、目標達成まで闘志を燃やす。【尾形有菜】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>