繊維産地「NOTO」を世界へ 奈良の会社が高吸収タオルを米で発売

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毎日新聞 2025/12/30 09:15(最終更新 12/30 09:15) 810文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷高吸収タオル「能登再晴」をPRする藤井の藤井幹晴社長=橿原市役所で2024年11月18日午前10時22分、皆木成実撮影 高吸収タオル「能登再晴(のとふたたびはれ)」試行販売がヒットした奈良県橿原市の繊維製造会社「藤井」は、同タオルを2026年1月7日からアメリカでも発売する。購入型クラウドファンディング「Kickstarter(キックスターター)」を通じた販売で、国内有数の合成繊維産地「NOTO(能登)」を世界に売り出し、復興が進まない能登半島地震(24年1月)被災地に自信を取り戻してもらう狙いだ。 藤井は石川県中能登町に「能登工場」があり、主に寝具関連製品のOEM(相手先ブランドによる受託生産)を行っている。地震で同工場被害は軽微だったが、能登地域の復興が進まないことを憂えた藤井幹晴社長(67)が「脱OEM」を決意。「能登産のタオルをPRすることが復興の手助け」と24年11月に「能登再晴」を応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」で試行販売。3カ月で目標額3・6倍の約108万円を売り上げるヒットになった。Advertisementキックスターター内の藤井のタオル販売コーナー。能登復興支援の趣旨を説明している。 藤井社長の次の一手はアメリカでの販売。キックスターターでの商品名は「Scientific Towel(科学するタオル)」だが、説明文で「Join Us in Bringing Clear Skies Back to Noto(能登に晴れた空を取り戻すために、私たちと一緒に取り組みましょう)」と販売の趣旨を訴える。茶色など6色展開。大小3種類3枚のタオルセットで82ドル。収益の一部を被災地に寄付する。 藤井社長は「海外生産品の安売り攻勢で国内のものづくりは近年衰退している。安価でなくても、良質の繊維製品を生み出す能登の素晴らしさを世界に訴えることが、被災地復興につながる」と話す。キックスターターの販売コーナーは「キックスターター」、「fujii」で検索すると閲覧できる。また国内向け「能登再晴」は、直販サイト「藤井商店」(QRコード)で販売。フェースタオルサイズで1580円(4色、送料別)。【皆木成実】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>