駅伝365:酒井監督実現へ尽力した恩師、東洋大「鉄紺」カラーへの思い/後編

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駅伝365毎日新聞 2025/12/30 07:01(最終更新 12/30 07:01) 有料記事 2117文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷東洋大監督の酒井俊幸さんを学生時代に指導し、現在は支援コーチとして支える佐藤尚さん=東京都千代田区で2025年12月15日、岩壁峻撮影 東洋大の監督を2009年春から務めてきた酒井俊幸さん(49)。3回の総合優勝などの実績に加え、理知的な言動で駅伝ファンからも支持を集める。 そんな名将の選手、指導者としての原点を振り返る際、この人抜きで語ることはできない。 酒井さんが東洋大の学生時代の監督で、現在は支援コーチを務める佐藤尚(ひさし)さん(72)だ。 現役引退後、酒井さんは母校の福島・学法石川高で教壇に立ち、佐藤さんは東洋大の監督を退いてスカウト兼任コーチとなっていた。 09年、2人の歩みが再び重なった。【岩壁峻】 東洋大元監督の佐藤さんが語る「酒井監督の原点」を2回に分けて配信します。 前編:出会いは30年以上前「目を真っすぐに……」 後編:酒井監督実現へ尽力、「鉄紺」カラーへの思い箱根初優勝も「誰かに任せた方がいい」 佐藤さんは目まぐるしい日々を過ごしていた。 08年12月1日、東洋大の部員による不祥事が起きた。 チームの箱根駅伝への出場は認められたが、当時の監督が引責辞任し、コーチだった佐藤さんが監督代行を務めることになった。 予想外だった。 しかし、スカウトとして佐藤さんが勧誘した選手も多く、短期間でチームを一つにまとめることができた。 約1カ月後の09年正月の箱根駅伝、「日ごろの練習を見ていたこともあり、選手起用がズバズバ当たったんです」。チームを初の総合優勝に導いた。 大学関係者からは優勝を評価されて「監督再登板」の話も出たが、佐藤さんは冷静だった。 「あのレースで、僕は監督としての運を使い果たした気がしました。誰かに任せた方がいいだろうと、すぐに思い立ったんです」 真っ先にひらめいたのが、監督として最初に勧誘した「1期生」であり、主将も務めた酒井さんだった。 酒井さんが念願を…この記事は有料記事です。残り1377文字(全文2117文字)【前の記事】恩師が語る東洋大・酒井俊幸の原点「目を真っすぐに……」/前編関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>