ミステリー作家・有栖川有栖さん 鮎川哲也さんの導き次は後輩たちへ

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毎日新聞 2025/12/30 07:00(最終更新 12/30 07:00) 有料記事 1878文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷=中川祐一撮影 日本の「新本格ミステリー」ブームをけん引し、昨年、デビュー35周年を迎えた作家、有栖川有栖さん(66)。近年は自身が講師を務める「有栖川有栖 創作塾」の卒塾生から、週刊文春ミステリーベスト10の国内部門1位などに選ばれた「方舟(はこぶね)」の夕木春央さんや、「禁忌の子」で鮎川哲也賞を受賞した医師で作家の山口未桜さんら、話題の作家を輩出していることも注目される。2025年に読まれた話題の記事を再アップしています。全3回の第1回。(9月8日朝刊掲載、年齢・肩書は当時のまま)=<日本の本格ミステリー、リード>につづく 1959年、大阪市生まれ。SF小説と漫画が好きな小学生はある日、コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズの冒険」と出合う。一読後、「俺が好きなのはこっちだ」と一気にミステリーの魅力にとりつかれた。 それまで読んでいたSFは人間の力を超えるもの、スポーツ漫画も超人的な能力で活躍する世界が描かれていた。だが、ミステリーは人間が論理を積み重ねることで、不可能を可能にする世界。「人間だけでこんなに面白いものが書けるんだ」と衝撃を受けた。読むだけでは飽き足らず、すぐに自分でも書き始め、推理作家を志した。 特に中学生で出合った米国のミステリー作家、エラリー・クイーンの小説は事実を積み上げる演繹(えんえき)法で書かれ、一つしかない…この記事は有料記事です。残り1306文字(全文1878文字)あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>