毎日新聞 2025/12/30 17:32(最終更新 12/30 17:32) 有料記事 1003文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷桐蔭学園との2回戦に敗れ、選手とともにグラウンドから引き揚げる常翔学園の吉田ひなたさん(中央)=東大阪市花園ラグビー場で2025年12月30日午前11時43分、米山淳撮影 第105回全国高校ラグビー大会に出場した常翔学園(大阪第2)には、花園の舞台に憧れ、男子ばかりのグラウンドに飛び込んだ女子部員がいる。吉田ひなたさん(3年)だ。部員101人の中で唯一の女性だが、3年間男子とともに厳しい練習を重ねてきた。大会では自らの花園への思いを仲間に託し、記録係としてチームを支えた。 常翔学園中学時代に花園で同校の試合を観戦し、心を奪われた。両親からは体力差などを理由に反対されたが、「最後まで続ける」と押し切って入部した。怖さ、痛さより「楽しい」 9歳から続けてきた空手で体を鍛えていたが、ラグビーの経験は全くない。ルールを覚えるところから始まった。パスのつなぎ方など基礎練習を繰り返す日々。それでも初めてタックルを受けた時、怖さや痛さよりも「楽しい」という感情が先に立った。いつの間にか男子部員とのコンタクト練習にも臆することなく、加われるようになっていた。 一方で、悩みも尽きなかった。常翔学園の「お家芸」は個々のパワーに裏付けされた強力なスクラムだが、「頑張っても、どうしてもみんなとの差は開いていく。男女の力の差にあらがえない悔しさもあった」と振り返る。 それでもグラウンドを去ることはなかった。…この記事は有料記事です。残り488文字(全文1003文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>