戦後・被爆80年に「記憶」テーマの公募展 広島市現代美術館で

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毎日新聞 2026/1/2 09:15(最終更新 1/2 09:15) 888文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷洪鈞元「義方-記憶の帰還」2025=広島市現代美術館提供 広島市現代美術館(同市南区)が戦後80年・被爆80年に開催した公募展のテーマは「記憶」。ヒロシマでは特別な意味を持つ言葉に表現者が向き合い、独創的な視点で「いま」を共有する作品を創作した。入選5作品を館内で展示している。 2回目となる公募展には280件の応募があった。 入選作にはヒロシマに密接な作品も。洪鈞元さん(台湾)は妻の祖父・林義方さんが植民地時代の台湾から日本に留学し、広島の原爆を生き延びた生涯をたどった。古地図や成績表、罹(り)災証明書、書簡などをケースや壁面に配し、米国まで足を伸ばした調査記録などの映像を複数のモニターに映すことで、営みの記憶を立体化した。Advertisement 「台湾人被爆者の存在がそもそも知られていない」(洪さん)。作品は調査報告ではない。資料と映像によるインスタレーションが探究の行程を伝える。イタイミナコ 「慎太郎も存在してるしあの犬も存在してる」2025=広島市現代美術館提供 イタイミナコさんは自身が自治会長を務める基町高層住宅(同市中区)の地下倉庫に長年放置されてきた家具や家電、雑貨などを積み上げた。椅子、ビールケース、扇風機、はしご、鍋、看板、地図……。雑多な物品は、この地にあった暮らしが終わりきれないまま残されたことをにじませる。住民から受け取った言葉を語るイタイさんのパフォーマンスは「残されるべき広島」と「語られなかった広島」を考えさせる。臼井仁美「ケズリカケの木々」2025=広島市現代美術館提供 記憶の表現手法はさまざまだ。臼井仁美さん(神奈川県)は「ケズリカケ」と呼ぶ技法でブラシなど木製の柄を削って羽根のように広げ、日用品や農具など木製品が木だったことを再び想起させる。「生活の中に残る森を知らせてくれます」(臼井さん)。 宇留野圭さん(岐阜県)はパイプオルガンの構造を施した40の小部屋を循環する空気が響かせる音を作品化し、桑名紗衣子さんと長坂絵夢さん(東京都)の作品は放射線を可視化する実験装置「霧箱」から着想した映像と彫刻で構成する。 特別審査員の服部浩之・国際芸術センター青森館長は「アートを介して歴史を個人として引き継ぐことで、さまざまなヒロシマと出合える」と語った。 展示は2026年3月1日まで。1月に広島市現代美術館賞と特別審査員賞を選出する。【宇城昇】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>