毎日新聞 2025/12/31 09:45(最終更新 12/31 09:45) 980文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷7回目の五輪への思いを語る竹内智香=東川町で2025年12月23日午後5時19分、横田信行撮影 2026年2月に開かれるミラノ・コルティナ冬季オリンピックでは、北海道にゆかりのある選手たちの活躍が期待される。スノーボード・アルペン女子で出場を目指す竹内智香(42)=東川町=もその一人。今シーズン限りでの現役引退を表明している日本スノーボード界のレジェンドは、豊富な経験を生かし、最後の五輪でのメダル獲得を狙う。 旭川市出身の竹内は02年ソルトレークシティー五輪に高校3年で初出場し、14年ソチ五輪ではパラレル大回転で銀メダルを獲得。22年北京五輪まで、冬季五輪で日本女子歴代最多となる6大会連続で出場してきた。Advertisement 出場が確実視される7度目の五輪に向けては「今の成績だけで言えば、メダルは簡単ではない」と冷静に分析しつつ、「難しいからこそ、6大会経験している私には大きなチャンス。難しさと向き合い、自分の力に変えて全力でいきたい」と意気込みは十分だ。2014年ソチオリンピックのスノーボード女子パラレル大回転、決勝トーナメント準々決勝で滑る竹内智香=ロシア・ソチのロザフータル公園で2014年2月19日、木葉健二撮影 今年5月、今シーズン限りでの引退を発表した。「人って終わりを決めると逆に、こんなに力をもらえるんだと感じている。2年間腰痛に悩まされたが、多くの人の協力で、今はすごく体はいい状態。数字には表れていないが、いい滑りができている」と復調への手応えを語る。 「ケガをしたくないというネガティブな感情も初めて経験している」と心の葛藤も隠さないが、「五輪でメダルを一つ取っている安心感は強さになる」とも。「吐きそうなくらい緊張したり、プレッシャーに押しつぶされそうになったりもしたが、楽しむことができた経験も強さになる。数を重ねたからこそ、誰よりも平常心でスタートに立てる。五輪の緊張感、独特の雰囲気はいい意味での集中力につながる」と前向きだ。 7度目の五輪へ。「数を重ねたからこそ感じるのは、結果は大切だが、全てではない。ゴールをした時、皆さんと笑顔で終わることが一番の優勝。その先にメダルがあれば最高」と達観する。五輪の会場はイタリアだが、長く海外での拠点にしてきたスイスとの国境に近く、「多くの日本人、スイスの友達も応援に来てもらえるので、ホームのような気持ちで全力で楽しみたい」と語った。 コロナ禍後に東川町に活動拠点を移し、「7回目は東川町民で」と25年10月には住民票も移した。町や町民とのつながりを実感しながら後進育成にも尽力しており、自身の五輪出場が次世代の糧となることも期待している。【横田信行】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>