佐藤慈子2025年12月31日 12時00分馬にまたがる家族。「本物みたい」と大はしゃぎ=2025年12月29日、京都市伏見区、佐藤慈子撮影 2026年の干支(えと)の馬にちなみ、紙で出来た大きな白馬が京都市伏見区の北向山不動院の本堂にお目見えし、参拝客を出迎えている。体長3メートル、高さ1.5メートルで、背中に乗ることもできる。 新聞紙アーティストのなんめんよしこさんが手がけた。神馬をイメージし、表面は障子紙を貼り、たてがみはこよりを使って、約1カ月かけて制作した。【動画】新聞紙で作られた神馬に乗ってみる。大人2人がまたがっても、びくともしなかった=2025年12月28日、京都市伏見区、佐藤慈子撮影 24年の辰(たつ)年にちなんで竜を本堂に置いたのが取り組みの始まり。今回の馬は木で土台を作り、背中にスポンジを仕込み、大人が乗っても安定するよう工夫した。力強さを出すため、リアルな筋肉の表現に苦労したという。「みなさんの夢をかなえるために、新しい年を駆け巡って欲しいという願いを込めて制作した」と話す。 参拝客たちは「大人も乗れるんですか?」とうれしそうにまたがって写真を撮ったり、「この優しい目がたまらない」と顔をなでたり。中には「羊はどうやって作るの?」と早くも翌年まで思いをはせる常連もいた。 大好評の白馬だが、なんめんさんいわく、完成度は「まだ8割」。「たてがみをなびかせたい。日々バージョンアップさせていくので、何度でも見に来てください」と意気込んでいる。 26年12月まで設置している。参拝は午前9時から午後4時まで。この記事を書いた人佐藤慈子大阪社会部専門・関心分野子ども・自然・動物・食・福祉・和文化・芸術などこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ12月31日 (水)ニュースの要点はお休みです12月30日 (火)ニュースの要点はお休みです12月29日 (月)ニュースの要点はお休みです12月28日 (日)ニュースの要点はお休みですトップニューストップページへ旧統一教会、衆院選で「自民290人応援」 元会長報告、韓国報道22:30年の瀬の「スラダン踏切」 警備員の制止響く中100人超スマホ撮影8:00炎症起こす老化細胞だけ取り除く薬を発見、マウスで効果確認 京大12:00正直な業者、見分けるコツは? 葬儀トラブルに詳しい専門家に聞く11:00三宅香帆さん「一人の時間、どう作るかが大事」 通信との付き合い方11:00フジテレビの危機とジャニーズ問題は地続きか 忖度が残る芸能界の末11:00