大分の誇り 聖歌隊や日本初の外科手術 南蛮文化の繁栄示す彫刻並ぶ

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毎日新聞 2025/12/31 10:45(最終更新 12/31 10:45) 765文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷傷の手当てを再現した「西洋医術発祥記念像」=大分市で 最大9連休となる年末年始の休暇、いかがお過ごしでしょうか。全国各地の「ちょっとした自慢」を紹介した記事を厳選してお届けします。家族や旧友、旅先の人たちとの話題にチェックしてみてください。ふるさとの意外な一面も見えてくるかもしれません。キリシタン大名のもとで 大分市中心部、県庁そばの遊歩公園には数々の彫刻が並ぶ。「聖フランシスコ・ザビエル像」「西洋医術発祥記念像」「西洋音楽発祥記念碑」……。大分では16世紀半ば、南蛮文化が栄えた。長崎に出島が築かれる100年近く前のことだ。Advertisement 実現させたのは、豊後国(大分県)を拠点にしたキリシタン大名の大友宗麟(1530~87年)。中国との貿易を進めていた宗麟は、日本にキリスト教を伝えたザビエルを1551年に山口の大内氏のもとから迎えた。53年、大分に教会が建設される一方で、ヨーロッパやインドなどとの貿易が盛んになり、大分は国際貿易都市に発展。宗麟は北部九州6カ国に勢力を拡大していった。 55年、ポルトガル人のルイス・デ・アルメイダ(1525~83年)が大分を訪れた。外科医でもある貿易商人のアルメイダは、ザビエルと同じイエズス会の宣教師たちと大分で交流し自らも宣教師になった。そして貧しい子どもたちを目にするうち、55年に宗麟の許可のもと教会の隣に育児院を建設。57年には病院を建てた。 この病院が日本初の西洋式病院。多い時には200人以上の治療に当たった。入院施設もあり、日本初の外科手術をしたり、ハンセン病の患者も診たりしたとされる。大分市にはアルメイダを顕彰し名付けられた市医師会立の「アルメイダ病院」がある。 また、大分では57年、教会で復活祭に聖歌隊が結成され、オルガンの伴奏で賛美歌を合唱した。「西洋音楽発祥の地」のゆえんだ。 今年はアルメイダの生誕500年に当たる。あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>