尾道の人気スポット 千光寺の展望台「PEAK」設計者の思い 広島

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毎日新聞 2025/12/30 10:15(最終更新 12/30 10:15) 665文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷緩やかに湾曲した階段が特徴的な千光寺頂上展望台PEAK=広島県尾道市で2025年12月11日、佐藤賢二郎撮影写真一覧 広島県尾道市の千光寺の頂上にある展望台「PEAK」(ピーク)は、2022年のオープン以来、尾道の人気スポットになっている。長さ63メートル、幅3・6メートルの一直線の展望デッキからは、尾道水道や瀬戸内の島々を大パノラマで一望できる。景色を楽しむ人たちを見つめながら、展望台の設計に携わった石原愛美さん(37)は「親しんでもらえてうれしい」と笑顔を見せた。 市による旧展望台の建て替え工事で、東京の建築設計事務所「AS(青木淳+品川雅俊)」にいた石原さんが設計を担当。当初は、市民に長く親しまれた円筒型の旧展望台を残そうと考えたが、老朽化でかなわなかった。そこで、ロープウエーの駅から旧展望台までつなぐ予定だった橋をそのまま展望デッキにした。Advertisement デッキから地上につながるループ状のゆるい階段は、らせん階段があった旧展望台の記憶を継承するものだ。「旧展望台に遠足で来た高齢者の話も聞いた。愛着ある建物を取り壊すことは大きなインパクトがある。思い出につながる『時を超える体験』をしてほしかった」と振り返る。 首都圏出身で、完成直後の22年春から尾道に移住し、独立して建築設計事務所「プフ設計」を開設した。「尾道は毎日美しいと思える風景がある。PEAKが旧展望台のようにその風景の一つになってほしい」と語る。石原愛美さん=広島県尾道市で2025年12月11日、佐藤賢二郎撮影写真一覧 取材を終えてデッキを下りると、後を追うように父親と幼い子どもが手をつないで階段を駆け下りてきた。展望台は山頂の空に浮かんでいるようだった。石原さんはその様子を記憶に刻むように、しばらくカメラのシャッターを切っていた。【関東晋慈】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>