朝日新聞連載ドキュメント記事有料記事上地一姫2025年12月30日 11時00分本殿に張られるしめ縄飾り=2025年12月26日午後1時10分、京都市伏見区、新井義顕撮影 全国の「お稲荷さん」の総本宮で、鮮やかな朱色の千本鳥居で知られる伏見稲荷大社(京都市)。年の瀬が迫る12月26日、朱色の本殿前に、神職ら10人が一列に並んだ。 手には長さ約8メートル、直径約20センチの大しめ縄が重々しく揺れる。五穀豊穣(ごこくほうじょう)の神様らしく、約50本の稲の房が存在感を放つ。 「もう少し右」「たるみをぐっと」。神職が脚立に上り、取り付けを始めると、しめ縄制作責任者の小林正之さん(41)の声が飛んだ。ウラジロやゆずり葉、紙垂(しで)の縁起物を飾り付け、約50分の作業を終えると、ふっと息を吐いた。 「みなさんが幸せな一年になるようにと願いを込めながら作業をさせていただいた」しめ縄飾りを運ぶ小林正之さん=2025年12月26日午後1時6分、京都市伏見区、新井義顕撮影しめ縄作り、高齢化で行き詰まり しめ縄は、神聖な場所を示す…この記事を書いた人上地一姫東京社会部専門・関心分野沖縄・平和関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ12月30日 (火)ニュースの要点はお休みです12月29日 (月)ニュースの要点はお休みです12月28日 (日)ニュースの要点はお休みです12月27日 (土)ニュースの要点はお休みですトップニューストップページへレーダー照射だけではなく…中国軍機が太平洋側で見せた「初」の行動6:00動物病院が入る建物の住居部分で火災 3人が死亡 神奈川県大和市10:23aespaのニンニンさん紅白辞退 インフルエンザ感染と所属事務所22:19女性差別の迷信なのに 出産に驚いた友人、60年前の「ひのえうま」9:00「風の故郷」に立つ石造りのマイホーム 76歳、1人住み続ける理由10:00