藤田大道2025年12月30日 13時15分世田谷一家殺害事件で犠牲になった4人の墓前で手を合わせる元成城署長の土田猛さん=2025年12月30日午前10時33分、埼玉県新座市新塚1丁目、藤田大道撮影 東京都世田谷区で2000年に会社員宮澤みきおさん(当時44)一家4人が殺害された事件は、未解決のまま31日で発覚から25年を迎える。30日には、遺族を支援してきた元警察官が埼玉県新座市にある宮澤さん一家の墓参りをした。 4人の墓前で手を合わせたのは、殺人事件の遺族でつくる「宙の会」特別参与で、事件の捜査にも携わった元成城署長の土田猛さん(78)。取材に、「遺族をしっかり支え、解決にむけて元気づけながら頑張りますという思いで手を合わせた」と話した。 例年参加してきた宮澤さんの母・節子さん(94)は、高齢を理由に2年連続で欠席したが、コメントを寄せた。今年10月、1999年に名古屋市西区で発生し、未解決だった殺人事件の容疑者が逮捕されたことに触れ、「『気を強く持ち、解決まで諦めないでほしい』という(遺族の)高羽(悟)さんの言葉に、大きな力をいただいた」とした。さらに、「私たちの事件にも、まだ可能性があると信じている。解決に向け、引き続き皆様のご協力をお願いいたします」と続けた。 事件は00年12月31日に発覚。世田谷区上祖師谷3丁目の宮澤さん宅で、みきおさんと妻・泰子さん(当時41)、長女・にいなさん(同8)、長男・礼君(同6)が殺害されているのを親族が見つけた。こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ12月30日 (火)ニュースの要点はお休みです12月29日 (月)ニュースの要点はお休みです12月28日 (日)ニュースの要点はお休みです12月27日 (土)ニュースの要点はお休みですトップニューストップページへ世田谷一家殺害事件25年、元警官が墓参り 遺族は「可能性信じる」13:15トランプ氏がネタニヤフ氏と会談 イランの核開発牽制、再攻撃も示唆12:00中国軍、90機が中間線を越える 30日には台湾を取り囲んで演習11:00ディープインパクトの孫育てる高校 東京や福岡からも「馬学ぶため」10:00伏見稲荷大社のしめ縄の危機 先代の反発も学びに 「よそ者」が打開11:00バルタン星人の分身に絶句 ヒロイン3世代明かすウルトラ怪獣の記憶10:00