熊本空港アクセス鉄道、JRと県「着実に」 2034年度開業めざす

Wait 5 sec.

興津洋樹2025年10月31日 16時50分合意を受け握手するJR九州の古宮洋二社長(右)と熊本県の木村敬知事=2025年10月31日午前9時44分、熊本市中央区の熊本県庁、興津洋樹撮影 交通渋滞が深刻化している熊本空港と熊本市内のアクセスをめぐり、熊本県の木村敬知事とJR九州の古宮洋二社長が10月31日、県庁で記者会見を開き、豊肥線から枝分かれする新線の建設に向けて着実に計画を進める考えを示した。2034年度末までの開業をめざす。 両者は9月、同県を中心に鉄道設備を整備し、運行はJRが担うことで合意している。この日の会見で、木村知事は「緊密な連携のもと、早期かつ着実に実現していく」、古宮社長は「利便性の高い空港アクセス鉄道を目指し、県と意見を交わしていきたい」と述べた。 アクセス鉄道は肥後大津駅(熊本県大津町)と空港の約6.8キロを結ぶ計画。渋滞を避けて、定時性や利便性を高めるねらいがある。事業費は約610億円を見込み、最大3分の1をJR側が負担する。 合意では、豊肥線に快速列車を導入し輸送力を強化することや沿線の活性化などにも取り組むとしている。豊肥線が単線のため、古宮社長は途中に列車のすれ違い設備を設置する考えも示した。【30周年キャンペーン】今なら2カ月間無料で有料記事が読み放題!詳しくはこちらこの記事を書いた人興津洋樹西部報道センター|交通、労働、福祉、くらし専門・関心分野人権、福祉、平和、歴史、戦争遺跡こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ10月31日 (金)米中首脳会談、両者歩み寄り政府、クマ対策を議論日銀が追加利上げ見送り10月30日 (木)リニア新幹線、工事費4兆円増防衛費増額、米側に伝えるクロスワード日本登場100年10月29日 (水)高市首相、トランプ氏と会談山上被告が殺人罪認める7割の国が目標未提出10月28日 (火)日経平均、終値も初の5万円台「土葬」突出した宮城県知事選クマ被害の66%、生活圏でトップニューストップページへ日中首脳まもなく会談 「現実路線」の高市首相、探る戦略的互恵関係13:41「家族殺した」男が出頭 住宅で男女3人倒れ、病院で死亡確認 札幌16:11資金提供先は反社会的勢力 いわき信組に業務停止・改善命令 金融庁16:52クマ出現情報あれば自動ドア→手動に ローソンが対策、全国に伝達16:19田久保・伊東市長の失職決定 2度目の不信任可決 市長選の見通しは12:37放出した備蓄米の買い戻し検討 26年産の減産も決定 石破改革転換15:03