「気持ち悪い」一転、ミャクミャク人気に 万博の「顔」になった理由

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毎日新聞 2025/10/13 05:00(最終更新 10/13 05:00) 有料記事 1458文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷雨の中、来場者で混雑する万博会場。中央はミャクミャクのモニュメント=大阪市此花区で2025年10月12日午後1時49分、前田梨里子撮影 鮮やかな赤と青の服を身にまとう人や、ぬいぐるみやキーホルダーをバッグにぶらさげて歩く人たち――。大阪・関西万博の会場内はもちろん、街中でも公式キャラクター「ミャクミャク」を見かけることが当たり前になった。当初は「気持ち悪い」と言われたキャラクターはなぜ人気が出たのか。 閉幕を翌日に控えた12日午前。雨が降る中、会場の東ゲートでミャクミャクが手をついてお辞儀する「いらっしゃい」モニュメント前には写真を撮ろうと大勢の人の列ができていた。西ゲート前で手を広げる「ワクワク」モニュメントとともに人気スポットになっている。見慣れるとかわいく 職場の同僚と来場した鹿児島県鹿屋市の会社員、大竹野彩さん(22)は売店でミャクミャクのキーホルダーを購入。「最初は不思議な感じで何だろうと思った。でも、よくよく見ると口があってちゃんと顔になっているのと動きもかわいい」とミャクミャクの魅力について説明。岡山県倉敷市の会社員、片岡久宗さん(23)も「最初は変なキャラクターだと思ったが、見慣れていくうちにかわいいと思えるようになった。交流サイト(SNS)で話題になっているのも面白いと思う」と写真撮影の列に並んだ。 ミャクミャクは、細胞をイメージした赤色の円が輪のように連なる万博のロゴマークに、水の色の体がはえたデザイン。公式サイトで「細胞と水がひとつになったことで生まれた、ふしぎな生き物」と紹介されている。愛称には知恵や技術、歴史と文化、国際的なつながりを「脈々」と受け継ぐという意味が込められている。グッズ販売も好調 2022年3月の発表当初は「目玉がたくさんあって気持ち悪い」「怖い」といったネガティブな意見が多かった。だが、開幕後は人気が右肩上がりに。ミャクミャクを含む公式ライセンス商品の売り上げは8月末時点で約800億円に上っている。6月には黒色で人気が高い通称「黒ミャクミャク」のぬいぐるみなどが大量に万引きされる事件も発生した。 日本国際博覧会協会(万博協会)に入るロイヤルティー収入は当初計画を大きく上回る見通しだ。…この記事は有料記事です。残り596文字(全文1458文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>