クマ被害、各地で相次ぐ 山形・秋田・岐阜で計3人けが

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波多野陽 鵜沼照都 高橋俊成2025年10月13日 21時31分ツキノワグマの手=2025年7月18日午前10時39分、宮城県色麻町、手代木慶撮影 山形や秋田、岐阜の各県でクマによる人的被害が相次ぎ、地元自治体などは注意を呼び掛けている。 13日午前5時55分ごろ、山形県飯豊町椿の民家敷地内で、住民の女性(83)がクマに襲われてけがをしたとの110番通報が家族からあった。女性は右腕や背中にけがを負って病院に搬送されたが、軽傷とみられる。 長井署によると、女性が牛舎のそばで牛の飼料を準備していたところ、体長約1メートルのクマが背後から覆いかぶさり、ひっかいたという。クマはすぐに逃げていった。女性は自力で自宅に戻って家族が通報した。 現場は町役場から北に約500メートルの田園地帯。 秋田県美郷町浪花で12日午後5時半ごろ、同町千屋の男性(40)がクマに頭や胸などをかまれて負傷した。大仙署によると、男性が農作業小屋から外に出たところ、2頭のクマがいた。1頭はその場を立ち去ったが、残った1頭が襲ってきたという。 岐阜県高山市は12日、同市上宝町吉野で、同町在住の70代男性がクマに襲われたと発表した。男性は頭などにけがを負って病院に搬送されたが、命に別条はないという。同市内でのクマによる人身被害の発生は今年初めて。 市によると、同日午後4時半ごろ、栗拾いをしていた男性が親子2頭のクマに遭遇して襲われ、頭と左腕にけがをしたという。男性の家族が通報し、市内の病院に救急搬送された。市はメールや防災無線で住民向けに注意喚起し、猟友会によるパトロールを行うなどの対応をとったという。この記事を書いた人鵜沼照都青森総局|下北・南部地区担当専門・関心分野「専門分野」は特にありません。何でも書きます。興味関心といえば「人の生き様」でしょうか。相次ぐクマ被害クマが人の生活圏に出没するケースが増え、人身被害も相次いでいます。被害現場の取材を通して見えたものや対策、専門家の知見をまとめます。[もっと見る]こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ10月13日 (月)大阪・関西万博 きょう閉幕立・国・維が党首会談調整へガザ和平 首脳会合開催へ10月12日 (日)自民、公明選挙区に擁立検討米、中国に「100%」追加関税ノーベル平和賞 情報漏れたか10月11日 (土)公明、自民との連立離脱を表明平和賞にベネズエラの活動家石破首相、戦後80年の所感10月10日 (金)ガザ停戦へ合意 人質解放へ香淳皇后実録を公開ノーベル賞にハンガリー作家トップニューストップページへ【速報中】ミャクミャク「みんなサンキュー」 横浜とリヤドへバトン21:54「総総分離」異例の長期化 退陣表明したのに…石破首相の奇妙な状況16:19ノーベル賞の坂口さん、北川さん対面 スウェーデン大使館主催の会合21:30中国、女性の権利向上へ152億円 「世界女性サミット」で習氏表明19:41クマ被害、各地で相次ぐ 山形・秋田・岐阜で計3人けが21:31「100年もつ」は幻想か 空から見て考えた、劣化と戦う橋の未来16:00