「一生忘れない思い出に」「出会いのきっかけ」 絆つむいだ万博

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毎日新聞 2025/10/13 22:06(最終更新 10/13 22:06) 836文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷大阪・関西万博の最終日、「ありがとう」や「最高」のメッセージを掲げて、海外パビリオンのイベントを楽しむ来場者たち=大阪市此花区で2025年10月13日午後2時29分、長澤凜太郎撮影 メタンガス検知、通信障害、酷暑、脆弱(ぜいじゃく)な交通手段――。4月に開幕した万博は相次ぐトラブルに見舞われながらも184日を完走した。 閉幕日の13日も早朝から来場者が長蛇の列を作り、開門を待った。徹夜して開場を待った兵庫県三田市の森本満里奈さん(29)は「世界中の人たちと交流したり、世界中の食べ物を食べたりできたことが万博の魅力。一生忘れない思い出になった」と語った。Advertisement 閉幕日ならではの光景もみられた。複数の国が共同入居するパビリオン「コモンズ館」ではスタッフらがガラス張りの壁一面に感謝の言葉をつづった。人気が爆発した公式キャラクター「ミャクミャク」に着想を得たイラストも描かれていた。「多くの人に出会って視野が広がり、人生で挑戦しようと思うことが増えた。人とのつながり、絆の大切さを実感した」。清掃員の安田優花子さん(33)は万博での出会いと別れをかみしめた。電力館でも壁にメッセージが書き込まれ、寄せ書きを前に号泣する来場者の姿がみられた。 象徴として存在感を放った大屋根「リング」。雨天時の雨よけに、炎天下では熱中症対策にも一役買った。名古屋市の会社役員、徳美文悟さん(65)は「人がたくさん乗っても耐えられる木はすごい。1970年の大阪万博のシンボル『太陽の塔』のように一部が残ればいい」と話した。リングは北東側約200メートルを除いて解体される見通しだ。大阪・関西万博最終日に、打ち上げられた万博最後の花火=大阪市此花区で2025年10月13日午後6時40分、加古信志撮影 万博は面識のなかった来場者同士を結びつける場になった。兵庫県尼崎市の会社員、宇土沙央里さん(41)と、大阪市住吉区の公務員、梅本泰子さん(42)は「万博マニア」の集まりで知り合い、交流が始まったという。梅本さんは「万博でいろんな文化を体験できた」、宇土さんは「出会いのきっかけになった」と閉幕を残念がった。 そして夜。グランドフィナーレを飾る花火が秋の夜空を彩った。打ち上げが終わると拍手がわき起こり、来場者の一人は「さみしいの一言に尽きる。切ない」と漏らした。【安西李姫、砂押健太、根本佳奈】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>