地元記者の潜入取材で浮かんだロシアの「情報戦」 モルドバ議会選

Wait 5 sec.

毎日新聞 2025/10/15 07:00(最終更新 10/15 07:00) 有料記事 1699文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷モルドバメディア「ジアルル・デ・ガルダ(ZDG)」のナタリア・ザハレスク記者=キシナウで2025年9月23日午後5時41分、岡大介撮影 ロシアによる選挙介入が指摘されていた旧ソビエト連邦(ソ連)構成国モルドバの議会選(9月28日投開票)では親欧米派の与党が勝利した。モルドバを影響下に置きたいロシアは、偽情報の拡散で社会の分断をあおり、現政権の信用低下を図っているとみられている。地元記者が数カ月にわたって潜入取材を試みると、ロシアの「情報戦」の一端が浮かびあがった。数カ月前からの準備 「狙いは2025年の議会選だ」 24年12月、モルドバの調査報道メディア「ジアルル・デ・ガルダ(ZDG)」の記者、ナタリア・ザハレスクさんは通信アプリ「テレグラム」に届いたメッセージに驚いた。 10~11月にあった大統領選では親欧米派の現職サンドゥ氏が親露派の候補を破り、再選を決めた。ザハレスクさんは大統領選でも親露派勢力の動向を探ろうと潜入取材を試みていた。大統領選の数日後、親露派勢力の事務所から電話があり、「SNS(交流サイト)の無料トレーニング」に勧誘され、偽名でテレグラムのグループに加わった。 メッセージは、そのグループの作成者からだった。ザハレスクさんは「グループの目的が早々に明かされた」と感じた。「工作」のトレーニング トレーニングは簡単なものから始まった。 南部であった町長選では特定の候補のフェイスブックの投稿に「いいね!」で反応し、応援のコメントを書き込んだ。クリスマスには、中国系…この記事は有料記事です。残り1118文字(全文1699文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>