毎日新聞 2025/10/14 23:01(最終更新 10/14 23:02) 736文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷【日本-ブラジル】後半、勝ち越しゴールを決める上田綺世(中央)=味の素スタジアムで2025年10月14日、藤井達也撮影サッカー国際親善試合 ○日本3―2ブラジル●(14日・味の素スタジアム) 勝利を告げるホイッスルが鳴り響くと、日本のベンチの選手たちが勢いよくピッチへ飛び出した。日本が大逆転で初めて「サッカー王国」を破った、歴史的瞬間だった。 ブラジル戦を前に、堂安律はこう語った。 「殴り合いに行くべきか、殴り合って勝てるレベルにあるか、それとも引いてやっていくかは、チームで話している」Advertisement 前半はワンタッチのパス交換をはじめ、ブラジルの創造性あふれる連係に翻弄(ほんろう)された。日本は序盤にコンパクトさを保っていた守備ブロックを崩され、2失点を喫した。【日本-ブラジル】後半、ゴールを決める南野拓実=味の素スタジアムで2025年10月14日、藤井達也撮影 南野拓実は「ゼロで前半を終わらせたかったが、2失点したから失うものはもうない」。ここで殴り合う覚悟を決めた。 後半7分、敵陣深くで圧力を強めて相手のミスを誘い、こぼれ球を拾った南野のシュートで1点を返した。 さらに17分には右クロスから中村敬斗が同点ゴールを挙げ、迎えた26分。左CKから上田綺世が強烈なヘッドをたたき込み、ついにリードを奪った。【日本-ブラジル】後半、同点ゴールを決めて喜ぶ中村敬斗(中央)=味の素スタジアムで2025年10月14日、藤井達也撮影 終盤に王国の威信を懸けて日本ゴールをこじ開けに来たブラジルに対しては、代表経験の浅い鈴木淳之介らが強度の高い守備で手詰まりにさせ、チームの底上げを示した。 1989年の初対戦以来、この試合前まで2分け11敗、5得点、35失点と圧倒されてきた中で、14戦目でつかんだ白星。森保一監督は「日本のサッカー界がずっとチャレンジし続けたことが、今日の結果につながった」と目を細めた。 日本はワールドカップ(W杯)優勝を目標として公言する。上田はこう語った。 「そこを目指すために選手の皆が成長している。そこを目指せる場所にはいる」 とてつもなく高い目標が、現実感を帯びてきた。【高野裕士】あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>