毎日新聞 2025/12/10 09:30(最終更新 12/10 09:30) 1239文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷アナリストから打撃フォームの動作解析結果の説明を受けるトヨタ自動車の逢沢崚介選手(右手前)=千葉県市川市で2025年12月8日午後6時13分、安田光高撮影 2025年度社会人野球表彰(シチズン時計、ネクストベース協賛)の表彰式が10日、東京都内で行われる。昨年度から個人賞を獲得した選手は副賞としてネクストベースから動作解析の体験プログラムを受けられる。タイトルホルダーがさらなる飛躍のためにもらう「処方箋」の中身とは……。 「全然違う。感覚がいい」。12月上旬、千葉県市川市にある「NEXT BASE ATHLETES LAB(ネクストベース・アスリートラボ)」で、昨季最多打点賞を獲得したトヨタ自動車の逢沢崚介選手(29)は驚きの表情を浮かべた。Advertisement 体験プログラムの最初と最後で行ったティー打撃を比較して大きな手応えを感じていた。言葉を裏付けるようにボールに対してバットが入る角度の数値にも変化があった。一定の角度がついた方が捉えた際の打球の飛距離が出やすいが、逢沢選手が最初に計測した際の角度は3度前後。だが、プログラムの最後には7~9度まで上昇した。この間、わずか2時間あまりでの出来事だった。 14年創業のネクストベースは、22年8月にアスリートラボを開設した。プロ野球選手をはじめ、社会人や大学、高校といったアマチュア選手のほか、最近では韓国や台湾の選手も訪れ、シーズンオフには予約でいっぱいになるほど人気だ。昨年9月には米大リーグ、シカゴ・カブスとピッチング動作分析(バイオメカニクス)の面でサポート契約を結んだ。動作解析結果を基にフォームの改善のためのトレーニングをするトヨタ自動車の逢沢崚介選手=千葉県市川市で2025年12月8日午後7時5分、安田光高撮影 近年プロアマ問わず、計測機器を使って分析をするのは珍しくない。ただ、データを踏まえてパフォーマンスの向上につなげるには専門的な知見がないと難しい。ネクストベースではバイオメカニクス領域の研究成果を生かした革新的な動作分析、世界最先端の機器とノウハウによる測定に加え、専門のアナリストたちによる選手個々の特性に合わせたトレーニングなどを提供している。例えるなら医者が患者を問診、診断、処方箋を即日出す形だ。これができるのが同社の強みである。 逢沢選手は「自分自身では構えた時に両肩は平行になっているつもりだったが、映像を見たら右肩が下がっていた。イメージとのギャップを知れたのが大きい」とうなずく。自身の体の動きを客観視できた上で、ボールを使ったトレーニングでは体の回転や両脚の使い方の指導を受けた。その結果が数値的にも感覚的にも良い方向に出た。 今季の逢沢選手はタイトルやベストナインの受賞こそしていないが、チームの中心選手として打率3割1分をマーク。アジア選手権の社会人日本代表に選出された。社会人トップレベルの選手にも気づきとレベルアップのための方法を提供したプログラム体験。逢沢選手は「今年と来年でどう違ったか比較できれば面白い。そのために来年度、タイトルを受賞してまた来たい」と意欲的だった。 社会人野球のさらなるレベルアップのサポートをしたいという思いから社会人野球表彰に協賛し、体験プログラムを提供しているネクストベース。今年度の個人賞を獲得した5選手にも「処方箋」を渡していく。【安田光高】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>