ノーベル賞北川さんの開発素材で特製こいのぼり 万博で話題、販売へ

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毎日新聞 2025/12/10 08:15(最終更新 12/10 08:15) 681文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷目の部分にMOFを使用しているこいのぼり=愛知県岡崎市で2025年12月8日午後3時43分、川瀬慎一朗撮影 ノーベル化学賞に決まった北川進・京都大特別教授は、微小な無数の穴を持つ新素材「金属有機構造体(MOF)」を開発した。愛知県岡崎市の老舗こいのぼりメーカーは10日、授賞式に合わせて大阪・関西万博でも掲げられたMOFを使った特製こいのぼりの販売を始める。 MOFは、多孔性金属錯体(さくたい)とも呼ばれる。ジャングルジムのような構造で狙った気体を自在に出し入れできるため、環境やエネルギー分野などで実用化が進められている。Advertisement 創業120年以上となる岡崎市の「ワタナベ鯉のぼり」は、名古屋市のスタートアップと協力して「MOF NOBORI(モフノボリ)」を製作。国認定の伝統工芸士が粉末状に加工されたMOFを配合し、こいのぼりの目の部分の染料に使用した。こいのぼりの需要は少子化などで減少しているため、新たな取り組みで新規需要を創出する狙いもある。大阪・関西万博会場の空を泳ぐ「MOF NOBORI」=大阪市此花区の夢洲で2025年6月15日(ワタナベ鯉のぼり提供) 水をイメージしたデザインで全長は80センチ。色の変化が二酸化炭素の吸着で起こる青色と、水の吸着で起こる緑色の2種類で、価格は記念手ぬぐい付きで1本7万円だ。 スタートアップは万博の「大阪ヘルスケアパビリオン」に出展。伝統工芸士による染色体験会などが行われ、約50本のモフノボリが万博の空を泳いだ。当初は一般販売は想定していなかったが、購入希望の声があったことなどから、授賞式に合わせて数量限定での販売を決めた。 「ワタナベ鯉のぼり」の渡辺健一郎専務は、「MOFは環境問題の解決などに期待されている新素材。多くの人が知って、一般的な素材になってほしい」と話す。問い合わせは同社(0564・21・8374)。【川瀬慎一朗】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>