JリーグMVPに鹿島のGK早川 「陰のMVP」が日の当たる場所へ

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毎日新聞 2025/12/11 20:58(最終更新 12/11 20:58) 894文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷最優秀選手賞を受賞した鹿島の早川友基=横浜アリーナで2025年12月11日午後6時33分、藤井達也撮影 サッカー・Jリーグは11日、横浜アリーナで年間表彰式「Jリーグ・アウォーズ」を開催し、J1・鹿島アントラーズの9年ぶり9度目の優勝に貢献したGK早川友基選手(26)が最優秀選手賞(MVP)に初めて選ばれた。GKの受賞は2010年の楢崎正剛さん(当時名古屋グランパス)以来、15年ぶり2回目。 紙一重の勝負を制してきた鹿島において、早川は今季を象徴する存在だった。受賞後のスピーチでは「優勝なくして得られるものではなかった。厳しいシーズンを戦い抜いてきたチームメートらに感謝したい」と語った。Advertisement 鹿島は「耐え忍んだ王者」と言える。リーグ戦23勝のうち、1点差の勝利は16試合に上った。一進一退や劣勢に回るゲームが多かった中で、早川のスーパーセーブは味方に勇気を与えつつ、対戦相手の心をくじいた。 今季のセーブ総数107はJ1で単独1位、セーブ率も1位タイ。貢献度の高さは数字にもはっきりと表れた。 小中学生時代にJ1横浜マの育成組織で育ったが、当時は体格に恵まれず高校年代のユース昇格を逃した。神奈川・桐蔭学園高、明大を経て21年から鹿島でプレーする。クラブでの活躍が評価され、今年は日本代表にも初選出された。 鹿島の鬼木達監督は「勝手に伸びていっている選手」と評し、その自立した人間性をたたえる。 GKとしては史上2度目の快挙に、早川はこんな思いを語った。 「少しでも小さい子に『GKをやりたい』と思ってもらえるような選手になりたい。GKがより素晴らしいポジションだと思ってもらえるように発信していきたい」 優勝争いが佳境を迎えていた11月30日の東京ヴ戦。早川の度重なる好セーブの末、鹿島は苦しみながらも1―0で勝利した。 鬼木監督はこの日のセーブについて「今年の最初だったら、もしかしたら(相手にゴールが)入っていた」と評した。それほど今季、めざましい成長を遂げた。 東京ヴ戦を視察した日本代表の森保一監督は、最後尾からチームを支えた早川を「陰のMVP」とたたえた。 鹿島を優勝に導き、今や陰にとどまる存在ではなくなった。早川はこの日、最もまばゆいスポットライトを浴びた。【高野裕士】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>