24色のペン毎日新聞 2025/12/11 06:00(最終更新 12/11 06:00) 有料記事 1878文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷著者のフウさん=東京都文京区で2025年12月1日午後8時11分、太田敦子撮影 写真で一目ぼれした中東・ヨルダンの本屋に押しかけ、住み込みで働くことに――。 そんな大学生の冒険譚(たん)が6月出版され、半年もたたずに3刷の人気ぶりだ。 海外旅行が身近になり、誰もがネットで簡単に情報を得られる時代、何が人々の心を引きつけたのだろうか。 「ヨルダンの本屋に住んでみた」(産業編集センター)は、著者の女性、20代のフウさんが大学卒業間際の1カ月をヨルダンで過ごした滞在記だ。店長や働く仲間たちとの出会い、異文化への戸惑いとリスペクト、アラビア語が分からず途方に暮れた経験などが、軽妙に描かれている。グーグル検索でたどりついた場所 フウさんに聞くと、それまでアジアを中心に20カ国ほどを旅したが、「住んだ」経験はなかった。店などに住み込み働きながら旅をする若者たちに海外で出会い、同じ方法で挑んだそうだ。 店の選び方が想像を超えている。グーグルの検索サービスで大陸の名前と店を組み合わせてひたすら打ち込んだ。「ラテンアメリカ」「○○屋」のように。 2、3カ月検索を続けた末、ヨルダンのある本屋にたどりついた。 建物の美しさとともに、店長が交流サイト(SNS)で発信する本や本屋にかける情熱。国がどこに位置するかはよく知らなかったが、本好きなフウさんは心を奪われた。 すぐに、「お手伝いさせて」「できれば1カ月ほど店に泊まらせて」「スシも握れます」などと長文のメールを送った。届いた返事は「OK」の2文字。2020年1月、冒険が始まった。仕事に終わりはないが人生にはある…この記事は有料記事です。残り1236文字(全文1878文字)【前の記事】タレントだけじゃない、早大バレー部支えた2人のキーマン=小林悠太関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>