毎日新聞 2025/12/11 05:30(最終更新 12/11 05:30) 有料記事 2592文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷原田伸一被告が採用面接で提出した履歴書。「京都大学医学部卒業」などと書かれている=2025年11月19日午前11時11分、川地隆史撮影 その男性は手が震え、つえをつきながら採用面接に現れた。 大阪の繁華街・北新地にある、がん治療クリニック。院長を務めていた医師が東京で開業することになり、後任を探していた。関係者の紹介でやってきたのが男性だった。 クリニックを経営する医療法人の男性理事長らは、資質や人柄を見極めようと向き合った。 男性は冗舌だった。 「私が開発したワクチンは、すべてのがんに効きます」 不自由な手で書いたであろう履歴書に、理事長は視線を落とした。男性が歩んできた、華々しいキャリアが書き並べられていた。 すぐに採用が決まり、男性は院長に就いた。白衣をまとい、看護師らを率い始めた。 その白衣の裏の姿――。実は医師の資格はなく、経歴も真っ赤なうそで塗り固められていた。 男性は数々のうそを重ね、クリニックでがん患者らの診察に携わり始めました。勤務態度は真面目な一方、医師であることに疑問を抱かせる不可解な言動も。警察の捜査で、思わぬところから真相が明らかになります。 男性は…この記事は有料記事です。残り2164文字(全文2592文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>