プレート境界深部の「固着域」破壊か 青森震度6強、続発「警戒を」

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深掘り図解あり 菅沼舞垂水友里香毎日新聞 2025/12/9 21:36(最終更新 12/9 21:51) 有料記事 1144文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷Mw7級の後にMw8~9級の巨大地震が続いた例 8日夜に青森県東方沖で発生したマグニチュード(M)7・5の地震の震源は、日本海溝・千島海溝に沿って北海道・根室沖から東北・三陸沖にかけて延びる巨大地震の想定震源域内にある。 気象庁は、この想定震源域やその周辺で、断層の面積とずれの大きさから規模を算出した「モーメントマグニチュード(Mw)」が7以上の地震が発生した場合に「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表する仕組みを2022年に始めた。陸側のプレートの下に海側の太平洋プレートが年約8センチの速さで沈み込むこのエリアでは、プレート境界自体が長大な断層となって年々ひずみをため込んでおり、M7級の地震の後により規模の大きなM8~9級の巨大地震が続くケースが知られているためだ。 気象庁によると、今回の震源の深さは54キロ。加藤愛太郎・東京大地震研究所教授(地震学)によると、プレート境界の地震が起きるのはおおむね深さ55キロ程度までで、今回は「プレート境界で発生する地震の『下限』で起きた」とみられる。 加藤教授が警戒するのは、境界の深い場所で起きた地震が浅い場所の地震を誘発する可能性だ。「ひずみは十分蓄積」 プレート境界には、プレート同士が固くくっついた「固着域」がある。固い分、ひずみのエネルギーをため込みやすく、ひとたび破壊されると一気にずれて大きな地震動をもたらす。 今回は、…この記事は有料記事です。残り573文字(全文1144文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>