大分火災9地点で飛び火焼損か、延焼拡大の一因に 国研究所など調査

Wait 5 sec.

朝日新聞記事有料記事岡田将平2025年12月9日 19時20分 大分市佐賀関(さがのせき)の大規模火災で、国土交通省の研究所などは9日、被害調査報告を発表した。少なくとも9地点で飛び火火災の可能性がある焼損が確認された。 火災は11月18日夕に発生し、187棟(12月9日時点)が焼けた。当日は北西の強風が吹いており、市消防局担当者や専門家は、飛び火火災を延焼の一因に挙げていた。今回、国の研究機関が飛び火火災の可能性を裏付けした形だ。 調査したのは、国交省国土技術政策総合研究所と国立研究開発法人建築研究所。周囲に被害がなかった焼損建物を調べ、火災地域の南側と北側の9地点で焼損を確認した。大分市佐賀関の大規模火災をめぐる国土交通省国土技術政策総合研究所などの報告書から。火災の焼損状況や焼け止まりを分析した 報告書によると、焼損建物は火災発生場所(図中①)のおおむね東方向に分布。発生場所から東へ離れた場所(図中②)で激しい燃焼が確認され、飛び火火災の可能性を指摘した。 火災発生場所から風上にあたる北側では、空き地や太陽光パネルがある部分が焼け止まり地点(図中③)になったとしている。 南側では、県管理道路や市道…この記事を書いた人岡田将平佐賀総局専門・関心分野平和、戦争体験の記録・継承、地方関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ12月9日 (火)感染症ODA、日本が半減へタイ、カンボジアに空爆本州で唯一クマいない千葉県12月8日 (月)中国軍機がレーダー照射公明「発祥の地」で撤退論消える「宮型」霊柩車12月7日 (日)FIFA トランプ氏に「平和賞」サッカーW杯 オランダと初戦高齢者の医療費 負担見直しへ12月6日 (土)闇バイト強盗の指示役か 逮捕衆院定数削減 自維が法案提出防衛費増額 27年から所得増税トップニューストップページへ【更新中】青森で震度6強、全ての津波注意報を解除 負傷者は30人16:05崩落する壁、倒れる灯籠、陥没する道路 上空から見た震度6強の世界17:30旧統一教会の田中会長が辞任会見「心痛与え、謝罪の意を込めおわび」19:20中国の根拠なき主張に日本も反論、続く情報戦 国際社会にアピールも18:00「崖っぷち」の社民、平和・自由訴え続け ラサール石井氏が課題指摘18:00ハマス襲撃、生き延びた男性が2年後に自殺 生存者苦しめるトラウマ17:00