毎日新聞 2025/12/11 09:15(最終更新 12/11 09:15) 810文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷「ストーリーボックス」を手にするヤマト運輸の加藤典子さん(左)と宮脇優貴さん=千葉県船橋市で2025年11月26日午後2時3分、小林多美子撮影写真一覧 贈り物を運ぶ人の思いも込めて――。ヤマト運輸の船橋主管支店(千葉県船橋市)は、セールスドライバーなどの気持ちを表現したデザインの宅配便用「ストーリーボックス」を製作した。同県西部7市の営業所で取り扱っている。 発案したのは、同県浦安市で地元産の食品やグッズなどを販売している「ウラヤス・マーケッツ」の市川桂さん(50)。注文品の発送をする中で、「集荷、営業所、配送など多くの人をつないで荷物は届く。荷物は彼らの思いも乗せているのでは」とオリジナルの箱づくりを考えた。Advertisementストリートアートをイメージした「ストーリーボックス」のデザイン(市川桂さん提供)写真一覧 約1年前、集荷に来る同社のドライバー、宮脇優貴さん(27)に相談し、連絡を受けた法人営業担当の加藤典子さん(31)も「より多くの人に手に取ってもらいたい」と共感。船橋主管支店での製作販売を社内提案し、了承を得た。 支店のドライバーや社員約20人からメッセージやイラストを募り、「ありがとう」「あなたの喜ぶ顔が見たいから」「一人ひとり 未来につなぐ ものがたり」といった言葉が集まった。ドライバーや社員から募ったメッセージやイラストをデザインのベースの素材とした(市川桂さん提供)写真一覧 ただ、メッセージを箱に表記すると「信書」と見なされて宅配便で送れない可能性が高い。そこで市川さんが、言葉などを素材にデザイン化することにした。イメージしたのは、建物や壁などに描かれるストリートアート。黄色と緑のユニホーム姿で街を走る同社ドライバーの姿を街の風景に溶け込むアートのように感じていたといい、「見た人の想像力をかき立てる箱にしたかった」と話す。 ストーリーボックスは11月に発売され、支店が受け持つ船橋、市川、白井、習志野、鎌ケ谷、八千代、浦安の各市にある営業所で入手できる。 宮脇さんは「届けるのがわくわくするような、可愛い箱になった。お客さまの思いも届けるという、日ごろ心がけていることを形にしてもらえた」と喜ぶ。加藤さんは「お中元やお歳暮などの贈答文化は縮小傾向にあるが、これからも贈る喜びや楽しさのお手伝いをしていきたい」と話した。【小林多美子】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>