陸上自衛隊が秋田県と協力協定を締結 クマ被害防止へ、知事「感謝」

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隈部康弘2025年11月5日 11時30分協定書に署名した鈴木知事(左)と松永師団長=2025年11月5日午前9時35分、秋田県庁、隈部康弘撮影 陸上自衛隊は5日、クマによる人身被害が相次いでいる秋田県と、被害防止の活動に協力して対応する協定を結んだ。同日から同県鹿角市で活動を始める。 陸自第9師団(司令部・青森市)の松永康則師団長と鈴木健太知事が県庁で協定に署名した。協力の範囲は、箱わなの運搬や猟友会員らの輸送、駆除後のクマの運搬、情報収集など。秋田市に駐屯する部隊が行い、実施期間は11月30日までとなっている。 鈴木知事は「自衛隊が来て何をするのかはっきりしない状況で綿密な調整が必要ではあったが、1週間ほどで協定に至り、感謝を申し上げたい」とあいさつした。 一方で、「今回は例外的で、これからも引き続き自衛隊に鳥獣被害対応をというつもりはないし、そうあるべきではないと思う」と、報道陣の質問に答えた。【30周年キャンペーン】今なら2カ月間無料で有料記事が読み放題!詳しくはこちら相次ぐクマ被害クマが人の生活圏に出没するケースが増え、人身被害も相次いでいます。被害現場の取材を通して見えたものや対策、専門家の知見をまとめます。[もっと見る]こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ11月5日 (水)外国人政策で閣僚会議初会合自衛隊 クマ対策後方支援へ犯罪被害者支援 手帳導入へ11月4日 (火)北朝鮮に首脳会談呼びかけ「国立大は今後減る」53%王貞治さんらに文化勲章11月3日 (月)ドジャース、2連覇未解決殺人事件 4割建物消滅暖房器具の事故、5年で596件11月2日 (日)DNA型提出を複数回拒否自動車メーカー 展示さまざま山手線 丸くなって100年トップニューストップページへ日経平均が一時5万円割れ、2400円超下落 AI銘柄の過熱感警戒11:51高市首相、裏金関与の佐藤副長官に「再起の機会を」 理解求める答弁11:41「運転手が発作」兵庫・加古川の多重事故、死亡した男性の同乗者説明9:44米ケンタッキーで貨物機が墜落 3人死亡、11人負傷 周辺では火災9:39日本語指導必要な児童生徒、約10年で2倍に 足りない教員と補助者10:00「家族」に認められた喜び パートナーシップ「第1号」2人の10年5:00