クマ出没アプリ反応、そのとき学校は 子どもを守るため神経とがらす

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有料記事阿部浩明2025年11月5日 7時00分県内初の緊急銃猟が行われた横手川河川敷。すぐ近くには幼児園(左奥)も=2025年10月22日午後2時57分、横手市、隈部康弘撮影 クマの脅威から子どもをどう守るのか。登下校時だけでなく、放課後や休日の外出など、大人の目の届かない時間帯も少なくない。対応にあたる教師らは、神経をとがらせている。 10月22日に県内で初めて緊急銃猟による駆除が行われた横手市。クマ3頭が居座った現場にほど近い市立横手南小学校では、臨時休校を余儀なくされるなど、緊迫した時間が流れた。 その2日前、市中心部にクマが現れた。職員室のクマ出没情報アプリ「クマダス」も反応した。同校ではいち早く出没を察知して教職員で共有できるよう、パソコンにつないだモニター画面を職員室に掲示し、投稿内容を常に表示している。 翌21日。登下校時の保護者による送迎と児童の引き渡し措置を決めた。 夕方、再びクマダス情報が入る。「観音寺敷地内で親グマ1頭、子グマ2頭が周囲をうろついている状況」という内容だった。市職員や教育長らが急きょ学校に集まり、対応を協議した。クマが川沿いに逃げたら… 「急な休校は保護者に迷惑が…【30周年キャンペーン】今なら2カ月間無料で有料記事が読み放題!詳しくはこちら相次ぐクマ被害クマが人の生活圏に出没するケースが増え、人身被害も相次いでいます。被害現場の取材を通して見えたものや対策、専門家の知見をまとめます。[もっと見る]こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ11月5日 (水)外国人政策で閣僚会議初会合自衛隊 クマ対策後方支援へ犯罪被害者支援 手帳導入へ11月4日 (火)北朝鮮に首脳会談呼びかけ「国立大は今後減る」53%王貞治さんらに文化勲章11月3日 (月)ドジャース、2連覇未解決殺人事件 4割建物消滅暖房器具の事故、5年で596件11月2日 (日)DNA型提出を複数回拒否自動車メーカー 展示さまざま山手線 丸くなって100年トップニューストップページへ防衛、経済、外国人政策…高市首相の保守姿勢が鮮明に 初の国会論戦20:37「影の大統領」、対テロ戦争主導のタカ派 チェイニー元副大統領死去7:00内部告発疑い、福岡県が職員へ聞き取り 識者「保護法の趣旨反する」6:00「家族」に認められた喜び パートナーシップ「第1号」2人の10年5:00プーチン氏が栗原小巻さんに勲章 国際的な結束強調、ドイツ人らにも2:34NY市長選、急進左派34歳が優勢 トランプ氏「共産主義者」と攻撃19:30