荒れた陵墓、後手の対応 内部資料から見えた宮内庁の閉鎖性

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毎日新聞 2025/11/6 05:30(最終更新 11/6 05:30) 有料記事 1412文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷2023年6月の大雨で倒れた樹木=奈良県桜井市の箸墓古墳で(宮内庁書陵部作成の資料から) 天皇や皇族の墓として管理されている陵墓には日本の国家成立に関わる重要な古墳が多く含まれるが、内部の様相や宮内庁による管理状況はベールに包まれてきた。 情報公開請求を始めて1年4カ月、浮き彫りになったのは荒れた陵墓の実態と対応が後手に回ってきた宮内庁の姿だった。見えない陵墓被害 近年の台風や豪雨による甚大な被害は、各地の文化財にも及んでいる。しかし、宮内庁は陵墓の具体的な被害を発表してこなかった。 「陵墓は大丈夫なのか」 そんな疑問がわき、記者は2024年から実態を調べ始めた。 陵墓は、皇室の祖先の墓として宮内庁が管理する国有地で、1都2府30県に460カ所ある。大きさは被葬者の地位を反映しているとみられ、規模の大きな古墳の大半は陵墓に指定されている。研究目的であっても立ち入りを厳しく制限しており、古代史の研究を困難にしている面がある。 文化財として価値が高い古墳は文化財保護法で国の特別史跡や史跡に指定される。史跡は計画的な保存と活用の策定が求められており、その内容は公表されている。 一方、陵墓は史跡指定されておらず、個別の管理計画もない。宮内庁が「万全に保護をしているはず」との前提で維持されてきた。 しかし、情報公開請求で入手した約130件、約2200ページに及ぶ内部資料をめくるうちに、その前提は間違っていたと気づかされた。「卑弥呼の墓」でも倒木…この記事は有料記事です。残り842文字(全文1412文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>